なぜ日本人は古いスマホを家に残しがち?海外との違いを調べてみた
2026.10.11OnMyPlan秋葉原店|スマホ買取コラム
なぜ日本人は古いスマホを家に残しがち?
海外との違いを調べてみた
機種変更したはずなのに、引き出しを開けると昔のiPhoneやAndroidが2台、3台……。
日本では珍しくない光景ですが、海外ではどうなのでしょうか?
国内外の調査データをもとに、古いスマホを手放さない理由を考えてみます。
日本では写真などのデータを残しておきたい、個人情報の漏えいが心配といった理由から、
使用しなくなったスマホをそのまま保有する人がいます。
しかし海外でも古いスマホの自宅保管は珍しくありません。
世界的に「予備機として残す」「写真や思い出がある」「処分方法が分からない」といった理由で
スマホが家庭に眠っていることが分かっています。
日本では古いスマホを残す人が多い?
「歴代のiPhoneが全部引き出しに入っている」
「機種変更するたびに前のスマホを予備として残している」。
こうした方は決して珍しくありません。
モバイル・リサイクル・ネットワークが携帯電話利用者約2,000人を対象に行った
令和6年度の調査では、使用していた携帯電話端末をリサイクル・下取りで処分した人は約30%。
多くの人が継続利用したり、端末をそのまま所持したりしていることが報告されています。
つまり、機種変更したからといって、必ずしも旧スマホをすぐ手放すわけではないのです。
理由① 写真やデータを消したくない
日本の調査で非常に興味深いのが、端末を残している理由です。
継続利用または保有する理由として、「保存しておきたいデータがある」という回答が約35%ありました。
スマホには写真、動画、メールなど、その人の数年間の生活が記録されています。
新しいスマホへのデータ移行が終わっていても、
「本当に全部移っているのかな?」
「昔の写真が必要になるかもしれない」
と考えると、旧端末を初期化することに抵抗を感じる人もいるでしょう。
昔の携帯電話以上に、現在のスマホには大量の写真や動画が保存されています。
端末そのものというより、「中に入っている思い出を手放したくない」という心理が
保管につながっていると考えることができます。
理由② 個人情報が心配
同じ国内調査では、「個人情報やデータの漏えいが心配」という理由も約20%ありました。
スマホには電話番号や写真だけでなく、SNS、メール、決済サービスなど、
非常に多くの個人情報が集まっています。
そのため、
「初期化すれば本当に大丈夫?」
「誰かにデータを見られない?」
と不安になり、売却やリサイクルをせず自宅に置いてしまうケースも考えられます。
何もしなければ失敗しないという安心感から、
「とりあえず引き出しに入れておこう」となりやすいのかもしれません。
理由③ 「いつか使うかも」という予備機心理
古いスマホを残す理由としてもう一つ考えられるのが、予備機としての安心感です。
「新しいスマホが故障したときに使える」
「子どもに渡せるかもしれない」
「Wi-Fi専用端末として使うかもしれない」。
このように明確な用途は決まっていなくても、
スマホは小さいため、とりあえず保管できてしまいます。
冷蔵庫やテレビなら使わなくなった時点で置き場所に困りますが、
スマホなら引き出しの片隅に収まります。
「邪魔にならない」という特徴そのものが、
手放す判断を先送りしやすくしているとも考えられます。
では、海外では古いスマホをどうしている?
海外では古いスマホをすぐ売却・リサイクルしている、というイメージを持つかもしれません。
しかし、実際のデータを見ると事情はもう少し複雑です。
GSMAが32か国・1万3,000人以上を対象にした調査では、
75%の消費者が少なくとも1台の使っていない古い携帯電話を自宅に持っていると報告されています。
つまり「使わないスマホを家に残してしまう」という現象そのものは、日本特有ではありません。
また世界では、30%以上が古いスマホを家族や友人へ渡しており、
20%近くが下取りや売却を選択しているというデータもあります。
| 行動・傾向 | 確認できる傾向 |
|---|---|
| 日本 | データ保存や個人情報への不安などから端末を保有する人がいる |
| 世界 | 75%が少なくとも1台の古い端末を自宅に保有 |
| 世界 | 30%以上が家族・友人へ譲渡 |
| 世界 | 20%近くが下取り・売却 |
実は海外でも大量のスマホが眠っている
世界全体で見ると、自宅やオフィスなどで使われずに眠っている携帯電話は膨大な数になります。
GSMAの2025年の報告では、世界には約100億台もの休眠端末が存在する可能性があると推計されています。
EUでも事情は似ています。
2024年のデータでは、古い携帯電話・スマートフォンを家庭内に残している人が51%。
一方で、11%がリサイクルし、18%が家庭外の誰かへ譲ったり売却したりしています。
つまり「日本人は古いスマホを残す、海外の人はすぐ売る」と単純に分けることはできません。
国や地域によってリサイクル制度、中古端末市場、下取りサービスの利用環境などが異なり、
それによって手放し方にも違いが生まれていると見るほうが実態に近いでしょう。
「とりあえず保管」が長くなるほど、買取価格は?
ここでスマホを売却する視点から考えてみましょう。
「予備として残しておこう」と思って半年。
そのまま1年、2年と引き出しに眠っていた経験はありませんか?
スマートフォンの中古相場は一定ではありません。
新しいモデルが登場し、中古市場での需要や流通状況が変われば、同じ端末でも買取価格は変動します。
さらに長期間保管している間にバッテリーが劣化したり、
久しぶりに電源を入れたら正常に起動しなかったりする可能性もあります。
- 最後に使ったのはいつ?
- この1年間に予備機として使った?
- 残したい写真やデータは移行済み?
- 家族に渡す具体的な予定はある?
- 現在の買取価格を確認したことはある?
これらを確認して「特に使う予定がない」と気付いたら、
それが売却を検討する一つのタイミングかもしれません。
よくある質問
機種や端末状態などによっては査定可能です。
古いという理由だけで価値がないと判断せず、一度査定してみることをおすすめします。
必要な写真やデータは、売却前に新しい端末やクラウド、パソコンなどへ移しておきましょう。
データ移行が完了していることを確認してから初期化すると安心です。
実際に予備機を必要とするかは使い方によって異なります。
「念のため」で何台も保管している場合は、本当に使う予定がある端末と、
長期間使っていない端末を分けて考えてみると整理しやすくなります。
日本では、写真などのデータを残したい、個人情報が心配といった理由で
古いスマホを保有し続ける人がいます。
ただし海外でも自宅に古い端末を残している人は多く、これは日本だけの現象ではありません。
大切なのは「海外ではどうしているか」より、自宅にある端末を今後本当に使うかどうか。
何年も使っていないスマホがあるなら、さらに長期間眠らせる前に現在の価値を確認してみるのも一つの選択肢です。
「いつか使うかも」と残していたiPhone・Android・iPadも査定できます。
まずは現在どのくらいの価値があるのか確認してみませんか?

