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防水スマホでも水没する理由

2026.08.06

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「防水だから水に濡れても平気」と思っていませんか?

防水スマホでも水没する理由|耐水性能を過信してはいけない原因を解説

防水・耐水性能を備えたスマートフォンでも、水没によって電源が入らなくなったり、カメラが曇ったり、充電できなくなったりすることがあります。「防水なのになぜ?」と疑問に思う方も多いでしょう。実はスマホの耐水性能には条件があり、経年劣化や落下、修理歴、海水、お風呂などによって水が内部へ侵入する可能性があります。

「防水スマホをお風呂で使っていたら電源が入らなくなった」
「雨に少し濡れただけなのにカメラが曇った」
「防水モデルなのに水没修理が必要になるの?」

このような疑問を持つ方は少なくありません。

近年のiPhoneやAndroidスマートフォンには、防水・耐水性能を備えたモデルが多くあります。

そのため、「水に濡れても壊れない」「お風呂でも安心して使える」と考えてしまうことがあります。

しかし、スマートフォンの防水性能は、どのような状況でも水の侵入を完全に防げるという意味ではありません。

メーカーが示す耐水性能は、一定の条件で試験された結果です。実際の日常生活では、温度、時間、水圧、水の種類、本体の劣化など条件が大きく異なります。

また、購入したばかりの端末と、数年間使用したスマホでは、防水性能を支えるパッキンや接着部分の状態も同じとは限りません。

この記事では、防水スマホでも水没する理由と、特に注意したい使用環境、水濡れ後にやってはいけない行動について詳しく解説します。

結論|「防水」は水の侵入を永久に完全防止する意味ではありません

防水・耐水性能を備えたスマートフォンでも、試験条件を超える水圧や長時間の浸水、経年劣化、落下による本体の歪み、接着部分の劣化などによって水が内部へ侵入する可能性があります。また、お風呂の高温多湿環境や海水、プールの水などは、通常の真水とは条件が異なります。「防水だから水の中で使っても大丈夫」と考えず、水に触れる機会そのものをできるだけ減らすことが大切です。

そもそも防水スマホの「防水」とは?

スマートフォンの防水性能を見る際、「IP67」「IP68」といった表示を見たことがある方も多いでしょう。

これは、機器がホコリや水に対してどの程度保護されているかを示す基準の一つです。

数字が大きいほど高い保護性能を示しますが、ここで注意したいのが「試験条件の中で確認された性能」であるという点です。

つまり、日常生活のあらゆる水濡れに対して永久に安全という意味ではありません。

たとえば、一定の水深へ一定時間沈める試験と、お風呂で温かい蒸気にさらされながら長時間使用することは、環境がまったく異なります。

シャワーから勢いよく水が当たる場合も、静止した水へ端末を沈める条件とは違います。

「耐水性能がある」ことと、「どんな水環境でも自由に使える」ことは同じではありません。

耐水性能には「決められた条件」がある

防水性能の試験は、一定の条件を設定して行われます。

一方、実生活では水に触れる状況が非常に複雑です。

水深
深く沈めれば、それだけ端末には水圧がかかります。想定された条件を超える水深ではリスクも変わります。
浸水時間
短時間の水濡れと長時間水中へ放置することでは条件が異なります。
水の温度
温かいお湯や急激な温度変化は、通常の試験環境とは異なる場合があります。
水の種類
真水、海水、プール、お風呂、飲み物などでは含まれる成分が違います。
水が当たる勢い
シャワーや水道からの強い水流は、静水とは異なる負荷になります。

防水スマホを安全に使うためには、端末の仕様だけを見るのではなく、「どのような状況で水に触れたのか」まで考える必要があります。

防水性能は購入時のまま永久に続くとは限らない

防水スマホで特に見落としやすいのが、経年劣化です。

スマートフォン内部への水の侵入を防ぐため、画面や背面、各部品の接合部分には防水性を高める接着材やシールなどが使われています。

しかし、これらも時間の経過とともに状態が変化する可能性があります。

毎日の使用で端末は温まったり冷えたりを繰り返します。

カバンやポケットの中では小さな圧力が加わり、手から落とせば本体へ衝撃も加わります。

こうした負担が数年間積み重なることで、新品時とまったく同じ密閉状態を保てない可能性があります。

3年前の防水スマホを「新品時と同じ」と考えない
見た目に問題がなくても、内部のシールや接着状態まで外から確認することはできません。長く使用している端末ほど、水場での使用は慎重に考えましょう。

落下や本体の歪みで水が入りやすくなることも

スマートフォンを落としても、必ず画面が割れるとは限りません。

見た目には無傷で、その後も普通に使えることがあります。

しかし、強い衝撃によってフレームがわずかに歪んだり、画面と本体の接合部分へ負担がかかったりする可能性があります。

その結果、密閉性に影響が出れば、以前なら問題にならなかった程度の水分でも内部へ入りやすくなる場合があります。

こんな端末は特に注意

  • 過去に何度も落としている
  • フレームにへこみがある
  • 画面と本体の間に隙間がある
  • 背面ガラスが割れている
  • 本体がわずかに曲がっている
  • 画面が浮いている

割れや隙間がある状態では、防水性能を期待して水場で使用するのは避けたほうがよいでしょう。

防水スマホでも「お風呂」で水没する理由

水没修理の相談で注意したい場所の一つがお風呂です。

「水の中に落とさなければ大丈夫」と考え、お風呂で動画を見たりSNSを使ったりする方もいます。

しかし、お風呂には一般的な水濡れとは異なる条件があります。

高温多湿

浴室内は温度も湿度も高くなります。

直接湯船へ落としていなくても、長時間湿気にさらされる環境です。

温度差

冷えたスマホを温かい浴室へ持ち込むなど、急激な温度変化が起こる場合があります。

石けんやシャンプー

浴室では真水だけでなく、石けん、シャンプー、入浴剤などが混ざった水に触れる可能性があります。

シャワーの水圧

シャワーから直接水が当たると、静かな水の中とは異なる力が加わります。防水モデルでも、お風呂での使用を安全だと考えないほうがよいでしょう。

海・プールは「水の種類」にも注意

夏になると、海やプールへスマホを持って行く機会も増えます。

しかし、海水やプールの水は、単純な真水ではありません。

場所 注意したい点
塩分を含むため、内部へ入った場合に腐食などの問題につながる可能性があります。
プール 消毒のための成分などを含む水であり、通常の真水とは条件が異なります。
温泉 温度が高く、さまざまな成分を含むため、防水性能を過信しないことが重要です。
飲み物 糖分などが含まれる飲み物は、内部へ侵入した場合に残留物が問題になる可能性があります。

特に海水は、内部に侵入したあと乾燥したように見えても、塩分が残る可能性があります。

「乾いたから直った」と判断せず、異常がある場合は早めに点検を検討しましょう。

画面交換など修理歴があるスマホはどう考える?

スマートフォンの画面交換やバッテリー交換では、端末を開けて作業を行うことがあります。

その際、元々使われていた接着材やシールなどを剥がす必要があります。

修理後に再度接着を行う場合でも、工場出荷時とまったく同じ防水性能を保証できるとは限りません。

そのため、一度分解修理を行ったスマートフォンについては、以前と同じ感覚で水場へ持ち込まないことが大切です。

修理後は「防水だから大丈夫」と過信しない
画面交換やバッテリー交換後に限らず、スマートフォンはできるだけ水へ直接触れさせない使い方が安心です。

水没するとどんな症状が出る?

スマホ内部へ水分が入っても、すぐ完全に電源が切れるとは限りません。

水濡れ直後は普通に使えていて、数時間後や翌日になって不具合が現れるケースもあります。

突然電源が入らなくなる
内部の電子部品へ水分が影響すると、起動できなくなる場合があります。
カメラレンズが曇る
カメラ内部に水分や湿気が入り込んでいる可能性があります。
充電できない
充電口や内部部品へ水分が入ることで、充電に異常が出る場合があります。
画面表示がおかしい
液晶や有機EL、画面コネクターなどへ影響が出る場合があります。
音が聞こえにくい
スピーカーやマイク部分に水分が残ることで音に異常が出ることがあります。

水濡れ後に少しでも普段と違う症状がある場合は、「使えているから問題ない」と判断せず注意しましょう。

スマホが水没したときにやってはいけないこと

  • 何度も電源を入れ直す
  • 充電ケーブルを挿して確認する
  • ドライヤーの熱風を当てる
  • 強く振って水を出そうとする
  • 自分で無理に分解する
  • 「乾いたから大丈夫」とすぐ通常使用へ戻す

水分が残った状態で通電すると、内部回路へさらに影響が出る可能性があります。

また、ドライヤーなどで強い熱を加えると、バッテリーや接着部分など別の部品へ負担がかかる場合があります。

水没した場合は、できる範囲で電源を切り、充電を避け、早めに専門店へ相談することが大切です。

水没修理では「どれだけ早く内部状態を確認できるか」が重要になる場合があります。症状が軽く見えても放置しないことがポイントです。

防水スマホを水没から守るための使い方

防水性能を最大限に活用するためにも、水へ積極的に触れさせる使い方ではなく、「万が一濡れてしまったときの保険」として考えるほうが安心です。

  • お風呂へスマホを持ち込まない
  • 海やプールでは防水ケースなどを活用する
  • 濡れた手で充電口周辺を触らない
  • 画面や背面に割れがある端末を水場で使わない
  • 落下して本体が歪んだ端末は特に注意する
  • 長年使用している端末の防水性能を過信しない
  • 修理歴がある端末は特に水場を避ける

スマホの防水性能は便利な機能ですが、水没事故を完全になくすものではありません。水へ近づけないことが、最も確実な水没対策です。

防水スマホの水没についてよくあるご質問

Q.防水スマホならお風呂で使っても大丈夫ですか?

おすすめできません。浴室は高温多湿で、シャワーの水圧や石けん、入浴剤など、通常の耐水試験とは異なる条件が多くあります。

Q.雨に濡れただけでも水没しますか?

端末状態や濡れ方によっては内部へ水分が入る可能性があります。画面割れや本体の歪みなどがある場合は特に注意が必要です。

Q.防水性能は何年くらい持ちますか?

一律に何年とはいえません。使用環境、落下歴、経年劣化などによって状態が変化するため、購入時と同じ性能が永久に続くと考えないことが大切です。

Q.水に落としたけれど普通に使えています。修理は不要ですか?

水濡れ直後は正常でも、時間が経ってから不具合が出る場合があります。内部への浸水が心配な場合は点検を検討しましょう。

Q.ドライヤーで乾かせば大丈夫ですか?

熱風を当てるのは避けてください。高温によってバッテリーや接着部分などへ負担をかける可能性があります。

Q.一度修理したスマホにも防水性能はありますか?

修理内容や端末状態によって異なりますが、工場出荷時と同じ防水性能を保証できるとは限りません。修理後は特に水場での使用を避けるのがおすすめです。

防水スマホでも、水濡れ後の異変は早めにご相談ください

OnMyPlan秋葉原店では、スマートフォンの水没、水濡れ、突然の電源不良、画面不良、充電不良などのご相談を受け付けています。「お風呂で使ったあと電源が入らない」「雨に濡れてから調子が悪い」「カメラが曇っている」など、気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。

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まとめ

防水・耐水性能を備えたスマートフォンでも、水没する可能性はあります。

スマホの耐水性能は、一定の試験条件で確認されたものであり、あらゆる環境で水の侵入を完全に防げるという意味ではありません。

水深、浸水時間、水圧、水温、水の種類などが変われば、端末へかかる負担も変わります。

さらに、防水性能を支えている接着材やシールなどは、時間の経過や端末の使用によって状態が変化する可能性があります。

数年間使用したスマホ、何度も落下している端末、画面や背面に割れがあるスマホでは、新品時と同じ防水性能を期待しないほうがよいでしょう。

特に注意したいのがお風呂、海、プールです。

お風呂は高温多湿で、石けんや入浴剤、シャワーなどの影響があります。海水には塩分が含まれ、プールも通常の真水とは条件が異なります。

また、一度画面交換やバッテリー交換などで端末を開けたスマートフォンについても、工場出荷時と同じ防水性能が維持されているとは限りません。

水没後は、何度も電源を入れる、すぐ充電する、ドライヤーで乾かすといった行動は避けましょう。

「防水だから濡れても平気」と考えるのではなく、防水性能は万が一の水濡れに備える機能の一つとして考え、できるだけ水に触れさせないことがスマートフォンを長く安全に使うためのポイントです。

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