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バッテリーはなぜ膨らむ?

2026.08.05

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画面が浮いてきたら、それはバッテリー膨張のサインかもしれません

バッテリーはなぜ膨らむ?スマホ内部で起きていることと危険性をわかりやすく解説

スマートフォンの画面や背面が少し浮いてきた、本体に隙間ができた、以前より厚くなった気がする――こうした症状は、内部のバッテリーが膨張している可能性があります。なぜバッテリーは膨らむのか、どんな使い方が負担になるのか、膨張を見つけたときに何をしてはいけないのかまで詳しく解説します。

「スマホの画面が少し浮いている」
「ケースから外したら本体が膨らんで見える」
「背面に隙間ができている」

このような症状がある場合、スマートフォン内部のバッテリーが膨張している可能性があります。

スマホに使用されているリチウムイオンバッテリーは、小型でありながら多くの電気を蓄えられる優れた電池です。

その一方で、バッテリーは永久に同じ状態で使える部品ではありません。

充電と放電を繰り返すうちに内部では少しずつ劣化が進み、条件によっては内部でガスが発生してバッテリー自体が膨らむことがあります。

バッテリー膨張は、単に「充電の減りが早くなる」といった劣化症状とは異なります。

膨らんだバッテリーが内部から画面や背面を押し上げることで、画面破損や本体変形につながる可能性があります。

この記事では、バッテリーが膨らむ仕組みと原因、膨張したスマホをそのまま使う危険性、見つけたときの対処方法について詳しく解説します。

結論|バッテリー内部の劣化によってガスが発生し、膨らむことがあります

スマートフォンのバッテリーは、長期間の使用、高温環境、充電と放電の繰り返しなどによって内部材料が劣化していきます。その過程で化学反応によりガスが発生すると、密閉されたバッテリー内部にガスがたまり、袋状のセルが膨らむことがあります。膨張したバッテリーを押す、穴を開ける、無理に充電する、自分で取り外すといった行為は危険です。画面や背面が浮いている場合は、使用を控えて早めに専門店へ相談しましょう。

なぜスマホのバッテリーは膨らむ?

スマートフォンに使われている多くのバッテリーは、リチウムイオン電池です。

充電すると電気エネルギーを内部へ蓄え、スマホを使うとそのエネルギーを放出します。

この充電と放電を何百回、何千回と繰り返していくうちに、バッテリー内部の材料や電解質は少しずつ変化していきます。

その劣化過程で副反応が起きると、内部にガスが発生することがあります。

スマートフォンのバッテリーセルは密閉された構造になっているため、発生したガスが外へ簡単に抜けるわけではありません。

その結果、ガスが内部にたまり、薄い袋状のバッテリーが徐々に膨らんでいきます。

バッテリー膨張は、内部で劣化や化学反応が進んでいるサインの一つです。外から押して元に戻るようなものではありません。

バッテリー膨張につながりやすい主な原因

バッテリーが膨らむ理由は一つではありません。

端末の使用期間や環境、充電方法など、複数の要因が重なって劣化が進むことがあります。

長期間の使用
バッテリーは消耗品です。何年も使用すれば、充放電の繰り返しや時間経過によって内部の劣化が進みます。
高温環境
高温はリチウムイオンバッテリーの劣化を進める大きな要因です。真夏の車内などは特に注意が必要です。
充電しながら高負荷な使用
充電中にゲームや動画処理などを行い、本体が高温になる状態を長時間続けると、バッテリーへ負担がかかりやすくなります。
長期間の放置
使っていないスマホでもバッテリーは完全に変化が止まるわけではありません。極端に低い充電状態で長期間放置することも負担になります。
強い衝撃や損傷
落下などによってバッテリーそのものが物理的なダメージを受けると、安全性に影響する可能性があります。

一つの原因だけで突然膨らむとは限らず、経年劣化に高温や長時間の使用などが重なって症状が現れることもあります。

バッテリーにとって特に注意したいのが「熱」

スマートフォンのバッテリーを長持ちさせるうえで、非常に重要なのが温度管理です。

リチウムイオンバッテリーは、高温状態が続くほど内部の化学反応が進みやすくなり、劣化が早まる可能性があります。

スマホが熱くなる場面は日常生活の中にも多くあります。

  • 真夏の車内にスマホを置く
  • 直射日光が当たる場所で長時間使用する
  • 充電しながら高負荷なゲームをする
  • 動画撮影や配信を長時間続ける
  • 布団やクッションの上で充電する
  • 発熱したまま充電を続ける

本体が熱くなったからといって、すぐにバッテリーが膨らむわけではありません。

しかし、高温状態を繰り返すことはバッテリーにとって好ましい環境とはいえません。

スマホが異常に熱くなっているときは、負荷の高いアプリを閉じたり、充電を一時的にやめたりして、本体を自然に冷ますことが大切です。

普通に使っていても経年劣化で膨らむことはある?

あります。

スマートフォンを特別に乱暴に扱っていなくても、長期間使用しているバッテリーは少しずつ劣化します。

バッテリーは何年も使えば、購入時とまったく同じ性能を維持することはできません。

まず多くの方が気づきやすい症状は、「充電の減りが早くなった」という変化です。

さらに劣化が進むと、突然電源が落ちたり、充電残量表示が不安定になったりするケースがあります。

そして一部のバッテリーでは、内部で発生したガスによって膨張が目立つようになることがあります。

「丁寧に使っていたのに膨らんだ」こともあります
バッテリーは消耗部品のため、使用方法だけでなく時間の経過によっても劣化します。膨張したからといって、必ずしも極端に間違った使い方をしていたとは限りません。

見逃さないで!バッテリー膨張の主なサイン

スマホは内部を見ることができないため、バッテリーの膨張に気づくのが遅れる場合があります。

次のような変化があれば注意しましょう。

画面が浮いてくる
本体と画面の間に隙間が見える場合、内部からバッテリーが押している可能性があります。
背面が膨らむ
背面パネルが平らではなくなったり、隙間ができたりする場合があります。
ケースに入りにくくなる
以前は問題なかったケースがきつく感じる場合、本体の厚みが変化している可能性があります。
画面が押し上げられている
画面がフレームから離れ、内部が見えるような状態は注意が必要です。
本体が以前より熱く感じる
異常発熱が続く場合は、バッテリーだけでなく他の不具合も含めて確認が必要です。

特に画面や背面が物理的に浮いている場合は、そのまま押し戻そうとしないでください。

膨張したバッテリーを放置するとどうなる?

バッテリーが膨らんでいても、スマホ自体は普通に起動することがあります。

そのため、「まだ使えるから大丈夫」と判断してしまう方もいます。

しかし、問題は電源が入るかどうかだけではありません。

画面が破損する可能性

内部で膨らんだバッテリーは、画面を内側から押し上げます。

圧力がかかり続けることで、画面やタッチパネルに負担がかかる可能性があります。

本体フレームが変形する可能性

膨張が大きくなると、本体全体の形が変わってしまうケースもあります。

内部部品への圧力

スマートフォン内部には基板やケーブルなどが狭い空間に配置されています。

膨張によって内部へ余計な圧力がかかると、別の不具合につながる可能性もあります。

安全上のリスク

膨張したリチウムイオンバッテリーに穴が開いたり、強い衝撃や圧力が加わったりすると、発熱・発煙・発火などにつながるおそれがあります。そのため、膨張を確認した端末は慎重に扱う必要があります。

バッテリーが膨らんだときに絶対にやってはいけないこと

  • 膨らんだ部分を指で強く押す
  • 画面を無理に押し戻す
  • 針や工具で穴を開ける
  • 自分で無理にバッテリーを取り外す
  • 異常発熱している状態で充電を続ける
  • 強く曲げる・圧迫する
  • 通常の家庭ごみへそのまま捨てる

膨張したバッテリーは、内部にエネルギーを持った状態です。

「ガスを抜けば元に戻るのでは?」と考えて穴を開けるのは非常に危険です。

見た目だけを元に戻そうとせず、できるだけ使用を控えて専門店へ相談してください。

バッテリー膨張をできるだけ防ぐには?

バッテリーは消耗品なので、劣化を完全に止めることはできません。

しかし、負担の大きな使い方を減らすことで、劣化を緩やかにできる可能性があります。

高温環境を避ける
真夏の車内や直射日光の当たる場所へ長時間放置しないようにしましょう。
発熱時は負荷を減らす
スマホが熱くなっているときはゲームや動画処理などの高負荷な操作を控えましょう。
布団の中などで充電しない
熱がこもりやすい場所での充電は避け、放熱しやすい環境を意識しましょう。
異常を感じたら早めに点検する
充電の減りが極端に早い、突然電源が落ちる、発熱が増えたなどの変化を放置しないことが大切です。
長期間使わない端末も放置しすぎない
古いスマホを保管する場合も、ときどき状態を確認しましょう。

膨張したバッテリーは交換すれば改善する?

バッテリー膨張だけが原因で、画面や基板など他の部品に問題がなければ、バッテリー交換によって改善できる可能性があります。

ただし、膨張した状態を長期間放置していると、画面や背面、本体フレームなどに別のダメージが発生している場合があります。

そのため、早い段階で状態を確認することが重要です。

特に画面が大きく押し上げられている端末では、バッテリーだけでなく画面側にも負荷がかかっています。

画面が浮いている段階で早めに相談すれば、周辺部品へのダメージが大きくなる前に対処できる可能性があります。

バッテリー膨張についてよくあるご質問

Q.バッテリーが膨らんでもスマホは使えますか?

電源が入り使用できる場合もありますが、膨張したまま使い続けるのはおすすめできません。画面や内部部品への圧力、安全上のリスクを考え、早めに点検してください。

Q.膨らんだバッテリーを押せば元に戻りますか?

戻りません。内部でガスが発生している可能性があるため、強く押す行為は避けてください。

Q.充電しすぎると必ず膨らみますか?

通常のスマホには充電を制御する仕組みがありますが、高温状態や長期使用など複数の要因によってバッテリー劣化が進むことがあります。単純に一つの原因だけで決まるものではありません。

Q.使っていないスマホのバッテリーも膨らみますか?

長期間保管している端末でもバッテリーは時間の影響を受けます。古いスマホを保管している場合は、ときどき本体が変形していないか確認しましょう。

Q.バッテリー交換でデータは消えますか?

一般的なバッテリー交換ではデータ領域そのものを初期化する作業ではありません。ただし、端末状態によって状況は異なるため、大切なデータは日頃からバックアップしておくことをおすすめします。

Q.画面が少し浮いているだけでも相談したほうがいいですか?

はい。画面浮きには複数の原因がありますが、バッテリー膨張の可能性もあります。無理に押し戻さず、早めに状態を確認しましょう。

画面や背面が浮いてきたら、早めにご相談ください

OnMyPlan秋葉原店では、スマートフォンのバッテリー膨張、バッテリー交換、画面浮き、充電不良などのご相談を受け付けています。「少し隙間がある」「本体が膨らんでいる気がする」「急にバッテリー持ちが悪くなった」など、気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。

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まとめ

スマートフォンのバッテリーが膨らむ主な理由は、内部の劣化に伴ってガスが発生するためです。

リチウムイオンバッテリーは、充電と放電を繰り返すことや、時間の経過、高温環境などによって少しずつ劣化します。

内部で副反応が起こりガスが発生すると、そのガスが密閉されたバッテリー内部にたまり、セル全体が膨張することがあります。

そして膨らんだバッテリーは、スマートフォン内部から画面や背面を押し上げます。

「画面が少し浮いているだけ」「まだ普通に電源が入る」と思って放置すると、画面やフレーム、内部部品に余計な負担がかかる可能性があります。

また、膨張したバッテリーへ強い圧力を加えたり、穴を開けたりする行為は危険です。

バッテリー膨張を見つけた場合は、自分で押し戻したり分解したりせず、できるだけ使用を控えて専門店へ相談しましょう。

日頃から高温環境を避け、本体が異常に熱くなっているときは無理に高負荷な使い方を続けないことも重要です。

画面や背面に隙間ができている、スマホが以前より厚く感じるなどの変化がある方は、バッテリー膨張が進む前に一度状態を確認してみてください。

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