スマホはリサイクルされるとどうなる?
2026.07.29使わなくなったスマホは、捨てられるだけではありません
スマホはリサイクルされるとどうなる?中古端末・部品・資源になるまでを徹底解説
機種変更などで不要になったスマートフォンを売却したり回収に出したりしたあと、その端末がどうなるのかをご存じでしょうか。状態のよいスマホは中古端末として再利用され、故障した端末も部品や金属資源として活用される可能性があります。スマホが手元を離れた後の流れをわかりやすく解説します。
「古いスマホを売ったあと、その端末はどうなるの?」
「回収されたスマホは全部バラバラに分解されるの?」
スマートフォンの機種変更をしたあと、古い端末を買取店へ売却したり、通信会社や自治体などの回収サービスへ出したりすることがあります。
しかし、自分の手を離れたスマホがその後どのような流れをたどるのかまで知っている方は、それほど多くないかもしれません。
スマホのリサイクルという言葉から、「本体を分解して金属を取り出す」というイメージを持つ方もいるでしょう。しかし実際には、まだ使用できる端末をそのまま再利用する「リユース」も重要な選択肢です。
正常に使えるスマホであれば、中古端末として再び誰かに使われる可能性があります。一部が故障している場合でも、修理して再利用されたり、正常な部品だけが活用されたりする場合があります。
この記事では、不要になったスマートフォンが回収されたあと、中古端末、修理用部品、金属資源などとしてどのように活用されるのかを詳しく解説します。
結論|スマホは状態に応じて「再利用」または「再資源化」されます
回収されたスマートフォンは、すぐに廃棄されるとは限りません。まだ使用できる端末は中古スマホとして再販売される可能性があり、一部が故障していても修理や部品取りに活用されることがあります。端末としての再利用が難しい場合には、銅やアルミニウム、金などの素材を回収し、資源として再利用する流れがあります。使わなくなったスマホを適切な買取・回収ルートへ渡すことは、資源を無駄にしないことにもつながります。
回収されたスマホは最初にどうなる?
使用済みスマートフォンが買取店や回収業者へ渡ると、まず端末の状態確認や分類が行われます。
ここで重要なのが、「この端末はまだスマートフォンとして利用できるのか」という判断です。
電源が入り、画面表示やタッチ操作、通信、カメラ、スピーカー、充電など主要な機能に問題がなければ、中古スマートフォンとして再利用できる可能性があります。
一方、画面割れ、バッテリー劣化、充電不良などがある端末は、その故障内容や修理費用によって扱いが変わります。
修理することで再び使用できる端末であれば、整備したうえで再利用されることがあります。端末全体としての再利用が難しくても、正常な部品が残っていれば部品取りに活用される場合があります。
まだ使えるスマホは中古端末として再利用される
状態のよいスマートフォンは、資源として分解する前に、中古端末として再利用される可能性があります。
これを「リユース」と呼びます。
たとえば、機種変更を理由に手放しただけで、画面やバッテリー、カメラなどに大きな問題がないスマホであれば、動作確認やクリーニングなどを経て中古市場へ流通することがあります。
持ち主にとっては不要になった端末でも、別の人にとってはまだ十分に役立つ可能性があります。
連絡手段や位置情報確認など、用途を限定すれば最新モデルでなくても十分なケースがあります。
電話番号の使い分けや業務アプリ専用など、2台目のスマホとして中古端末が選ばれることがあります。
SIMカードを入れず、Wi-Fi環境だけで使用する端末として活用する方法もあります。
最新機種にこだわらず、必要な性能を低価格で手に入れたい方から中古スマホは選ばれています。
一台のスマートフォンをできるだけ長く使用することは、製品としての寿命を延ばし、資源を有効に活用することにもつながります。
故障していても修理して再利用できる場合がある
スマホに故障があるからといって、必ずしも廃棄されるわけではありません。
画面割れ、バッテリー劣化、充電口の不具合など、交換可能な部分だけに問題がある場合は、修理によって再び使用できる可能性があります。
たとえば画面だけが割れていて、基板やカメラなどの内部部品が正常であれば、画面交換によって正常な端末として使える場合があります。
また、充電の減りが早くなったスマホでも、本体そのものには問題がなく、バッテリー交換だけで快適に使用できるケースがあります。
- 画面割れ・液晶不良
- バッテリー劣化
- 充電口の不具合
- カメラ不良
- スピーカー・マイクの不具合
- ボタンの故障
故障箇所を直し、端末を再び使用することができれば、スマホをすぐ廃棄せずに済みます。修理は便利さを取り戻すだけでなく、製品寿命を延ばす方法の一つでもあります。
端末として使えなくても部品として活用できることがある
スマートフォン全体が正常に動作しなくても、すべての部品が壊れているとは限りません。
スマホの内部には、ディスプレイ、カメラ、スピーカー、マイク、フレーム、各種ケーブル、ボタン類など、多くの部品が使用されています。
たとえば基板に重大な故障があり電源が入らない端末でも、カメラやフレームなど一部の部品が正常である可能性があります。
状態や流通方法によっては、利用可能な部品を取り外し、修理用パーツや再生部品として活用することがあります。
画面が割れている、電源が入らない、バッテリーが劣化しているといった端末でも、機種や故障状態によっては査定対象になる場合があります。
再利用できないスマホは資源としてリサイクルされる
端末としても部品としても利用することが難しくなったスマートフォンは、最終的に素材として再資源化されることがあります。
スマホには、ガラスやプラスチックだけでなく、さまざまな金属が使用されています。
回収された端末は、適切な設備で分解、破砕、選別などの工程を経て、再利用できる金属や素材を取り出していきます。
回収した金属は、新たな製品の材料として利用できる可能性があります。
つまり、スマホが「スマートフォン」としての役割を終えても、その内部に使われている素材まで価値がなくなるわけではありません。
スマホにはどんな資源が使われている?
スマートフォンは小さな端末ですが、その内部には多くの素材が使われています。
| 素材 | 主に使われる部分 | 特徴 |
|---|---|---|
| アルミニウム | 筐体・フレームなど | 軽量で加工しやすい金属 |
| 銅 | 配線・電子部品など | 電気を通しやすく、多くの電子機器で使用される |
| 金・銀など | 基板・電子接点など | 電子部品の一部に使用される |
| ガラス | ディスプレイ表面など | 画面を保護する重要な素材 |
| プラスチック | 内部部品・絶縁部など | さまざまな箇所で使用される |
スマホ一台に含まれる資源量だけを見ると、それほど多くないように感じるかもしれません。しかし、大量の使用済みスマートフォンをまとめて回収すれば、再利用可能な資源も大きな量になります。
このため、不要になったスマホを家庭で眠らせ続けるのではなく、適切な回収や買取へ回すことには意味があります。
スマホを手放す前はデータ消去が重要
スマートフォンを売却・回収に出す際、端末の価値と同じくらい重要なのが個人情報の管理です。
スマホには写真、動画、連絡先、メール、SNS、決済アプリ、銀行アプリ、仕事上のデータなど、多くの情報が保存されています。
そのため、端末を手放す前には必要なデータをバックアップし、アカウントの解除や端末の初期化を行うことが重要です。
iPhoneの場合
写真や連絡先など必要なデータのバックアップを確認し、Apple Accountに関連する設定や「探す」の状態を確認したうえで初期化します。
アクティベーションロックが残っていると、次の利用者がその端末を利用できない場合があります。
Androidの場合
Googleアカウントやメーカーアカウントの状態を確認し、必要なデータをバックアップしてから初期化します。
機種によって操作方法が異なるため、不安な場合はメーカーや通信会社の公式案内を確認することをおすすめします。
スマホはバッテリー入りなので家庭ごみとして安易に捨てない
スマートフォンには一般的にリチウムイオンバッテリーが搭載されています。
リチウムイオン電池は、強い衝撃や圧力、破損などによって発熱や発煙、発火につながる可能性があります。
そのため、不要になったスマートフォンを通常の家庭ごみへ混ぜて処分するのは避け、自治体や販売店などが案内する適切な回収方法を利用することが大切です。
画面や背面が浮いている、本体が変形している、異常に熱くなるなどの症状がある場合は、無理に押したり、自分で分解したりしないでください。
長期間使っていないスマホでも、内部にバッテリーが残っています。処分方法がわからない場合は、専門店や自治体の案内を確認しましょう。
スマホを売ることも「リユース」の一つ
不要になったスマートフォンを買取店へ売却することも、端末を循環させる方法の一つです。
まだ正常に使えるスマホであれば、金属資源として分解する前に、端末そのものを別の人が再利用できる可能性があります。
売却する側にとっても、不要品を整理しながら端末を現金化でき、新しいスマホの購入費用に充てられるというメリットがあります。
また、スマートフォンは時間が経過するほど中古市場での価値が変わる傾向があります。
「いつか使うかもしれない」と数年間保管している間に、機種の世代が古くなったり、バッテリーが劣化したりする場合があります。
故障したスマホも査定できる場合があります
画面割れ、背面割れ、バッテリー劣化、充電不良、カメラ不良、電源が入らない端末なども、機種や状態によっては査定対象になることがあります。自分で「価値がない」と判断して捨てる前に、一度査定へ出してみるのもおすすめです。
スマホのリサイクルについてよくあるご質問
Q.回収されたスマホは全部分解されるのですか?
いいえ。まだ利用できる端末は、中古スマートフォンとして再利用される場合があります。再利用が難しい端末について、部品利用や資源回収が検討されます。
Q.古いスマホにも価値はありますか?
機種や状態によって異なりますが、古いスマホでも中古端末や部品として需要がある場合があります。処分する前に査定してみるとよいでしょう。
Q.壊れたスマホでもリサイクルできますか?
故障内容によりますが、修理して再利用できる場合や、正常な部品・素材を活用できる場合があります。
Q.スマホを売る前には必ず初期化が必要ですか?
個人情報を守るため、必要なデータをバックアップし、アカウント解除などを確認したうえで初期化することが大切です。
Q.バッテリーが膨らんだスマホは捨ててもよいですか?
通常の家庭ごみに混ぜず、自治体や専門店などが案内する適切な方法で処分してください。膨張したバッテリーを自分で取り外すのは危険です。
Q.使わないスマホは保管するより売ったほうがよいですか?
予備端末として使う予定がなければ、状態がよいうちに査定へ出す方法があります。長期間保管すると、相場やバッテリー状態が変化する可能性があります。
眠っているスマートフォンを査定してみませんか?
OnMyPlan秋葉原店では、iPhone、Androidスマートフォン、iPad、タブレットなどを幅広く査定しています。新しい端末はもちろん、数年間使用したスマホや画面割れ、バッテリー劣化、電源不良がある端末もお気軽にご相談ください。
まとめ
使わなくなったスマートフォンは、回収されたあとすぐに廃棄されるわけではありません。
まだ正常に使える端末は中古スマートフォンとして再利用され、画面割れやバッテリー劣化などがある端末も、修理によって再び利用できる場合があります。
端末として使えない場合でも、カメラやフレームなど正常な部品が再利用される可能性があります。
さらに、端末や部品としての活用が難しくなったあとも、銅、アルミニウム、金などの素材を取り出し、資源として再利用することができます。
このようにスマートフォンは、「中古端末」「修理用部品」「資源」と段階的に価値を持ち続ける可能性がある製品です。
機種変更後のスマホを何となく自宅に眠らせている方も多いかもしれません。しかし、長期間保管している間に中古市場での価値が下がったり、バッテリーが劣化したりする場合があります。
今後使用する予定がないスマートフォンがある場合は、捨ててしまう前に一度査定へ出してみましょう。売却することも、端末を次の利用者へつなげ、資源を有効活用するリユースの一つです。
スマートフォン・タブレット・パソコンの修理・買取
OnMyPlan秋葉原店
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| アクセス | 秋葉原駅から徒歩すぐ |
| 営業時間 | 平日 12:00〜20:00 土日祝 11:00〜19:00 |
OnMyPlan秋葉原店では、スマートフォン・タブレットなどの買取査定を行っています。「機種変更して使わなくなった」「古い端末が自宅に何台もある」「画面が割れている」「電源が入らない」といったスマートフォンも、まずはお気軽にご相談ください。
参考情報
環境省「小型家電リサイクル関連情報」
一般社団法人電気通信事業者協会「モバイル・リサイクル・ネットワーク」
Apple「デバイスを売却・譲渡・下取りに出す前に行うこと」

