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家に眠るスマホ、日本全体ではどれくらいある?

2026.07.26

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引き出しの中にある古い端末は、日本全体では巨大な資産

家に眠るスマホ、日本全体ではどれくらいある?「埋蔵携帯」の実態を解説

機種変更後に使わなくなったスマートフォンを、自宅の引き出しや収納箱へ入れたままにしていませんか。日本全体に眠る端末の推計台数、保管される理由、資源や中古端末としての価値、放置する際の注意点を解説します。

新しいスマートフォンへ買い替えたあと、以前使っていた端末をどうしていますか。

通信会社の下取りへ出す方、中古買取店へ売る方、家族へ譲る方、回収サービスを利用する方がいる一方で、
「特に使っていないけれど、自宅に保管している」
という方も少なくありません。

使われないまま家庭や企業内で保管されている携帯電話やスマートフォンは、「埋蔵携帯」「退蔵スマホ」「タンススマホ」などと呼ばれます。

日本全国に眠る正確な台数を一台ずつ数えた公的統計はありません。しかし、保有台数や契約台数、買い替え台数、アンケート結果などを基にした複数の推計では、億単位の端末が使われないまま残っている可能性が示されています。

2021年版の研究では、日本全体の埋蔵携帯を約2億6,479万台と推計しています。また、住友商事は、毎年約900万台から1,000万台規模の端末が家庭内に残り、累計では約3億台になると試算しています。

この記事では、日本に眠るスマートフォンの推計台数、数字に幅がある理由、端末が保管される背景、資源としての価値、長期放置のリスク、売却や回収を検討する目安を詳しくご紹介します。

日本には約2億6,500万台から3億台規模が眠っているという推計があります

「眠っているスマホ」の正確な台数は、調査や定義によって異なります。ただし、複数の推計を踏まえると、日本国内にはスマートフォンや携帯電話が億単位で保管されていると考えられます。これは国民1人あたりに単純換算すると2台前後に相当する規模です。今後使わない端末は、故障や価値低下が進む前に、売却・譲渡・回収などの方法を検討することが大切です。

日本に眠るスマホは約2億6,500万台から3億台規模?

日本全国の家庭に眠るスマートフォンや携帯電話について、現在の正確な総数を示すひとつの公的統計はありません。

古い端末は通信契約がなく、販売店や通信会社の利用台数にも表れにくいためです。

そのため、埋蔵携帯の台数は、携帯電話の平均保有台数と平均契約台数の差、携帯電話を保有している人数、年間の買い替え台数などを利用して推計されています。

約2億6,479万台という推計
関西大学の宮本勝浩名誉教授による2021年版の試算では、日本全体の埋蔵携帯の台数を約2億6,479万9,107台としています。
累計約3億台という試算
住友商事の試算では、家庭内に残るスマートフォンは毎年約900万台から1,000万台規模で増え、累計では約3億台になるとされています。
携帯電話も含まれる
これらの推計には、現在のスマートフォンだけでなく、過去に使用されていたフィーチャーフォンなどが含まれる場合があります。

日本の人口と単純に比較すると、国民1人あたり約2台前後の使われていない端末が存在する計算になります。

もちろん、実際には端末を保管していない方もいれば、歴代の端末を5台、10台と保管している方もいます。そのため、一人ひとりが均等に所有しているわけではありません。

「億単位」という数字は確定した実測値ではなく、複数のデータを基に計算した推計値として理解することが重要です。

推計によって台数が違うのはなぜ?

眠っているスマートフォンの台数を調べると、「数千万台」「1億台以上」「約3億台」など、異なる数字を見かけることがあります。

これは、必ずしもどれかの数字が間違っているという意味ではありません。何を「眠っている端末」と定義するかが異なるためです。

スマホだけを数える タッチパネル型のスマートフォンだけを対象とし、古い携帯電話を含めない方法です。
携帯電話全体を数える スマートフォンに加え、折りたたみ式携帯電話やPHSなども含める方法です。
完全に未使用の端末だけを数える 電源も入れず、予備端末や音楽プレーヤーとしても使っていない端末だけを対象にします。
通信契約のない端末を数える Wi-Fi、カメラ、目覚ましなどに使っていても、通信契約がなければ対象に含める場合があります。
家庭だけか企業も含めるか 個人宅に眠る端末だけでなく、企業や学校などが保管する端末を含める場合があります。

数字を見るときは、推計された年、対象端末、算出方法を確認し、「現在使われていないスマホだけの正確な実測値」ではないことを理解しましょう。

古いスマホを自宅保管する人は珍しくありません

億単位という推計だけを見ると、数字が大きすぎるように感じるかもしれません。

しかし、機種変更後の端末をどうしたか尋ねるアンケートでは、自宅保管が代表的な回答となっています。

環境省が過去に示した資料でも、使われないまま家庭で保管される携帯電話の退蔵率は約5割とされていました。

また、携帯電話の回収に関する調査では、通信機器として使用している端末以外を保有する理由として、移行できなかった写真やメールなどがある、端末に愛着がある、特に理由はないが手放しにくいといった回答が挙げられています。

古いスマートフォンを1台だけ保管する家庭もあれば、家族全員の歴代端末が何台も残っている家庭もあります。

このような端末が毎年積み重なることで、日本全体では億単位の「埋蔵携帯」になると考えられます。

なぜ古いスマホを手放さずに保管するのか

写真や動画が残っている
新しい端末へ移行できたか分からず、大切なデータが消えることを心配して保管します。
故障時の予備にしたい
現在のスマートフォンが壊れたとき、一時的に使える端末として残します。
データ消去が不安
初期化しても個人情報を復元されるのではないかと心配し、売却や譲渡を避ける方もいます。
思い出や愛着がある
初めて購入したスマートフォン、家族から贈られた端末などを記念として残すケースです。
売れると思っていない
古い、キズがある、画面が割れているなどの理由で、自分では価値がないと判断してしまいます。
整理を後回しにしている
バックアップや初期化を面倒に感じ、「時間があるときに」と考えたまま数年が経過します。

眠っているスマホは「都市鉱山」と呼ばれる資源です

スマートフォンの内部には、金、銀、銅、パラジウムなど、さまざまな金属が使用されています。

一台に含まれる量はわずかでも、数千万台、数億台が集まれば大きな資源になります。

このように、使用済みの電子機器などに含まれる有用な金属を、地下の鉱山に例えて「都市鉱山」と呼びます。

2021年版の埋蔵携帯に関する試算では、約2億6,479万台の端末から採取できるレアメタルの素材価値を約671億円と計算しています。

さらに、端末は金属としてリサイクルするだけでなく、正常に動作すれば中古スマートフォンとして再利用できます。

中古端末として再利用することは、新しい端末を購入するより費用を抑えたい方の選択肢を増やし、端末を長く使用することにもつながります。

状態のよい端末は中古品として再利用し、再利用が難しい端末は資源としてリサイクルすることが理想的です。

スマホを長期間放置するリスク

バッテリーが劣化する

使用していないスマートフォンでも、内蔵バッテリーは時間とともに劣化します。

長期間充電せずに放置すると、過放電によって電源が入らなくなることがあります。

バッテリーが膨張する

劣化したリチウムイオンバッテリーが膨張し、画面や背面を押し上げる場合があります。

引き出しの中では変化に気付きにくく、久しぶりに確認したら画面が大きく浮いていたということもあります。

市場価値が下がる

スマートフォンは、新しい機種の発売や年数の経過によって中古相場が変動します。

正常に動作していた端末でも、保管中に電源が入らなくなれば、査定内容が変わる可能性があります。

個人情報が残る

初期化していない端末には、写真、連絡先、メール、SNS、通販履歴、仕事の情報などが残っている可能性があります。

アカウントへログインしたままの場合、新しいスマートフォンで追加した情報が古い端末にも同期されることがあります。

画面や背面が浮いている端末を充電しないでください。

バッテリー膨張が疑われる端末を押したり、分解したり、テープで固定したりするのは危険です。そのまま専門店へご相談ください。

古いスマホにも価値が残っている可能性があります

古い端末や故障した端末を見て、
「もう売れない」
と判断する方もいます。

しかし、スマートフォンの価値は発売年だけで決まるものではありません。

正常に動作する古い機種
予備端末、子ども用、Wi-Fi専用などの需要が残っている場合があります。
画面割れ・背面割れ
修理して再利用できる機種や、部品として活用できる機種があります。
バッテリー劣化
バッテリー交換を前提に査定できる場合があります。
電源が入らない端末
故障内容や機種によっては、部品や修理対象として査定できる可能性があります。
本体だけの端末
箱や付属品がなくても、本体のみで査定できる場合があります。

価値があるかどうかは、機種、容量、外観、動作、ネットワーク利用制限、市場需要などを確認して判断します。

ご自身で処分する前に、一度査定へ出して現在の価値を確認することをおすすめします。

家に眠るスマホを整理する方法

1.家にある端末を集める

引き出し、机、収納箱、バッグなどに保管している端末を一度集めます。

2.外観とバッテリーを確認する

画面や背面の浮き、変形、異臭、液漏れのような跡がないか確認します。

3.必要なデータを確認する

写真、連絡先、メモ、認証アプリなど、新しい端末へ移行していないデータがないか確認します。

4.用途を決める

予備端末として残す、家族へ譲る、売却する、回収へ出す端末に分けます。

5.アカウントとの紐付けを解除する

iPhoneでは「探す」を解除してApple Accountからサインアウトします。AndroidではGoogleアカウントを端末から削除します。

6.端末を初期化する

必要なデータのバックアップとアカウント解除が完了してから、設定画面の正規手順で初期化します。

7.売却または適切な回収へ進む

中古端末として使えるものは査定へ出し、再利用が難しい端末は自治体、通信会社、メーカーなどの案内に従って適切に回収してもらいましょう。

家に眠るスマホについてよくあるご質問

Q.日本には使われていないスマホが何台ありますか?

正確な実測値はありませんが、携帯電話を含めて約2億6,500万台から3億台規模とする推計があります。

Q.なぜ正確な台数が分からないのですか?

通信契約がなく、家庭や企業内に保管されている端末を一台ずつ把握する仕組みがないためです。

Q.古いスマホを保管していても大丈夫ですか?

予備端末として管理することはできます。ただし、バッテリー膨張、個人情報、OS更新、保管場所などを定期的に確認してください。

Q.10年以上前の端末も売れますか?

機種、状態、需要によって異なります。中古端末として難しい場合でも、部品や資源として活用できる可能性があります。

Q.電源が入らない端末も査定できますか?

機種や故障状態によっては査定できる場合があります。無理に充電や分解をせず、そのまま店舗へお持ちください。

Q.査定だけでも利用できますか?

はい。査定内容を確認してから、売却するか持ち帰るかをご判断いただけます。

家に眠っているスマートフォンを査定しませんか?

リペアフォース秋葉原店では、iPhone、Androidスマートフォン、タブレットなどを幅広く査定しています。古い機種、本体のみ、キズあり、画面割れ、バッテリー劣化、電源が入らない端末もお気軽にご相談ください。

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まとめ

日本全国の家庭や企業に眠るスマートフォンや携帯電話について、現在の正確な台数を示すひとつの統計はありません。

しかし、複数の推計では約2億6,500万台から3億台規模の端末が使われないまま残っている可能性が示されています。

これほど多くの端末が眠る背景には、写真や連絡先が残っている、予備端末として使いたい、データ消去が不安、売却方法が分からないといった事情があります。

古いスマートフォンは、中古端末として再利用できる可能性があるだけでなく、金、銀、銅などを含む都市鉱山としての価値もあります。

一方で、何年も放置すると、バッテリーの劣化や膨張、端末価値の低下、個人情報の残存などのリスクが高まります。

今後使う予定がない端末は、正常に動作しているうちに査定へ出すことが大切です。

古い機種や故障端末にも価値が残っている場合があります。ご自身で売れないと判断せず、リペアフォース秋葉原店へお気軽にご相談ください。

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