子どものスマホ所有率はどれくらい?
2026.06.30スマホ修理コラム
子どものスマホ所有率はどれくらい?|小学生・中学生・高校生で大きく変わる現実
子どもにスマホを持たせるタイミングは、多くの保護者が悩むテーマです。最近では、小学生のうちからスマホを持つ子も増え、中学生になると一気に所有率が高まります。今回は、子どものスマホ所有率の目安や、持たせる理由、注意点、故障対策まで修理店の視点も交えて解説します。
結論:中学生になるとスマホ所有はかなり一般的
子どものスマホ所有率は、年齢や学年によって大きく変わります。小学生では家庭によって差がありますが、中学生になると多くの子どもがスマホを持つようになり、高校生ではほぼ一般的な持ち物になっています。
こども家庭庁の令和6年度調査をもとにしたデータでは、スマートフォンを利用している割合は小学生で47.5%、中学生で83.6%、高校生で98.2%とされています。つまり、高校生ではほぼ全員に近い水準でスマホが利用されていると言えます。
また、モバイル社会研究所の2025年調査では、小学5年生でスマホ所有率が過半数を超え、中学1年生では8割を超えるとされています。スマホを持ち始める時期は、以前より低年齢化している傾向があります。
子どものスマホ所有・利用率の目安
- 小学生:約半数がスマホを利用する段階
- 中学生:8割以上がスマホを利用する段階
- 高校生:ほぼ全員に近い水準でスマホを利用
- 小学5年生前後:所有率が大きく上がりやすいタイミング
- 中学1年生:スマホ所有が一気に一般化しやすい時期
小学生のスマホ所有率は家庭差が大きい
小学生の場合、スマホを持っている子と持っていない子の差が大きいのが特徴です。低学年ではまだ保護者のスマホやタブレットを共用するケースも多く、子ども専用スマホを持つかどうかは家庭の方針によって分かれます。
一方で、高学年になると状況が変わります。習い事、塾、友達との連絡、登下校時の安全確認などを理由に、スマホを持たせる家庭が増えていきます。
特に小学5年生から6年生にかけては、中学進学を見据えてスマホを準備する家庭もあります。最初はキッズケータイや見守り端末を使い、その後スマホへ移行するケースも少なくありません。
中学生になるとスマホは連絡手段として定着
中学生になると、スマホ所有率は一気に高くなります。部活動、塾、友人関係、学校外の予定などが増え、保護者との連絡手段としてスマホが必要になりやすいからです。
また、中学生になると友人同士の連絡にLINEやSNSを使う場面も増えます。スマホを持っていないことで、連絡が取りづらい、予定共有に入りにくいと感じる子も出てきます。
ただし、中学生はまだ使い方のルール作りが非常に重要な時期です。利用時間、課金、SNS投稿、知らない人とのやり取り、夜間利用など、保護者と話し合ってルールを決める必要があります。
高校生ではスマホはほぼ生活必需品に近い
高校生になると、スマホはほぼ生活必需品に近い存在になります。友人との連絡、学校連絡、勉強、動画視聴、音楽、地図、決済、アルバイト連絡など、日常の多くの場面で使われます。
高校生ではスマホ利用率が非常に高く、持っていない方が少数派になります。そのため、スマホを持たせるかどうかよりも、「どう安全に使うか」「どう壊さず使うか」「トラブルを防ぐか」が重要になります。
修理店の目線でも、高校生のスマホ修理相談は多くあります。画面割れ、バッテリー劣化、充電口の接触不良、カメラレンズ割れ、水没など、日常的に使う時間が長い分、故障リスクも高まります。
子どもにスマホを持たせる主な理由
- 登下校や習い事の安全確認
- 保護者との連絡手段
- 塾や部活動の予定共有
- 友人との連絡
- 学習アプリや調べもの
- 災害時や緊急時の連絡
- 中学・高校進学に合わせた準備
所有率が上がる背景には“安全面”がある
子どものスマホ所有率が上がっている理由のひとつは、安全確認です。共働き家庭の増加、習い事や塾への通学、帰宅時間の変化などにより、保護者が子どもの現在地や連絡手段を確保したいと考えるケースが増えています。
スマホがあれば、帰宅が遅れるときに連絡でき、緊急時にもすぐに電話できます。位置情報共有を使えば、子どもの移動状況を確認することも可能です。
もちろん、スマホを持たせればすべて安心というわけではありません。しかし、連絡手段としての安心感は大きく、特に小学校高学年から中学生にかけて所有率が上がる理由のひとつになっています。
一方で、スマホトラブルも低年齢化している
スマホ所有率が上がるということは、便利になる一方でトラブルも増えやすいということです。長時間利用、睡眠不足、SNSトラブル、ゲーム課金、知らない人とのやり取り、写真や動画の投稿など、注意すべき点は多くあります。
特に小学生や中学生は、まだ判断力や自制心が成長途中です。大人にとっては当たり前の危険でも、子どもには分かりにくいことがあります。
そのため、スマホを持たせる場合は、最初にルールを決めることが大切です。後から制限しようとすると親子で揉めやすいため、購入前に話し合っておくのがおすすめです。
最初に決めておきたい家庭内ルール
- 使ってよい時間帯
- 寝る前はどこに置くか
- 課金してよいかどうか
- SNS投稿のルール
- 知らない人と連絡しないルール
- フィルタリングやペアレンタルコントロール
- 壊したとき・なくしたときの対応
子どものスマホは壊れやすい使い方になりがち
子どものスマホは、大人よりも故障リスクが高くなることがあります。理由は、学校や部活、習い事、公園、通学中など、スマホを持ち歩く場面が多く、落下や水濡れのリスクが高いからです。
ランドセルやリュックの中で荷物に圧迫される、体育着のポケットから落ちる、自転車移動中に落とす、雨の日に濡れる、友達と遊んでいるときにぶつけるなど、日常の中に故障原因が多くあります。
また、充電しながらゲームをする、寝落ちして布団の中で発熱する、充電口にホコリが詰まるなど、使い方によるトラブルも起きやすいです。
子どもに持たせるなら保護対策は必須
子どもにスマホを持たせる場合、ケースとフィルムは必須と考えた方が安心です。特に画面割れは修理相談の中でも多く、落下の角度によっては一度で大きく割れてしまうことがあります。
おすすめは、四隅が厚い耐衝撃ケース、画面よりフチが少し高いケース、ガラスフィルムやガラスコーティングの併用です。ストラップやスマホリングを使うと、手から落とすリスクも減らせます。
また、子どもが使うスマホはバッテリーの状態にも注意が必要です。中古スマホや家族のお下がりを使う場合、すでにバッテリーが劣化していることがあります。減りが早い、急に電源が落ちる、発熱しやすい場合は、早めに点検すると安心です。
子ども用スマホで多い故障
- 画面割れ
- タッチ不良
- バッテリー劣化
- 充電口のホコリ詰まり
- 充電ケーブルの接触不良
- カメラレンズ割れ
- 雨や飲み物による水没
- 本体フレームの歪み
お下がりスマホを使う場合の注意点
子どもに最初から新品スマホを持たせるのではなく、保護者や兄弟が使っていたスマホをお下がりとして使わせる家庭も多いです。これは費用を抑えられる良い方法ですが、注意点もあります。
お下がりスマホは、すでにバッテリーが劣化している可能性があります。長時間使えない、充電してもすぐ減る、突然電源が落ちる場合は、子どもの連絡手段として不安が残ります。
また、画面浮き、背面割れ、カメラ不良、充電口の接触不良がある場合も、使い始める前に点検しておくと安心です。特に緊急連絡用として使うなら、バッテリーと充電状態は確認しておきたいポイントです。
まとめ|子どものスマホ所有は中学生から一気に一般化する
子どものスマホ所有率は、小学生では家庭差が大きいものの、中学生になると一気に高まり、高校生ではほぼ一般的な持ち物になります。小学校高学年から中学入学前後が、スマホを持たせる大きなタイミングになりやすいです。
スマホは、保護者との連絡、安全確認、学習、友人関係などに役立つ便利な道具です。一方で、使いすぎ、SNSトラブル、課金、故障、紛失などのリスクもあります。
大切なのは、所有率だけを見て「周りが持っているから」と判断するのではなく、子どもの生活環境、性格、家庭のルール、必要性に合わせて考えることです。
持たせる場合は、フィルタリング、利用時間のルール、ケースやフィルムの保護、バックアップ、バッテリー状態の確認までセットで準備すると、より安心してスマホを使い始められます。
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