SIMカードを抜き忘れたらどうなる?
2026.02.23- SIMカードを入れたまま売却すると、SMS認証の受信や本人確認の連絡が第三者に渡るリスクが生まれます。
- 端末初期化をしても、SIMが残っていれば電話番号に紐づく手続きが残るため、トラブルの種になります。
- 安全策はシンプルで、売る前にSIMを抜く、eSIMも削除する、初期化後に最終チェックの3点です。
SIMカードを抜き忘れると起きること
SIMカード(物理SIM)は、スマホの中で「あなたの電話番号」や「契約回線」を識別するための小さなカードです。抜き忘れたまま端末を手放すと、次のような問題が起きやすくなります。
- SMS認証コードを第三者が受け取る可能性
銀行・EC・SNSなどは、ログインやパスワード再設定でSMSを使うことがあります。SIMが残っていると、端末に届く認証コードが第三者の手元に渡ることがあります。 - キャリアからの連絡が届く
利用料金の通知、本人確認、回線に関する案内などがSMSや電話で届く場合があります。通知自体に機密がなくても、不安の原因になります。 - あなたの電話番号が相手に知られる
SIMが挿さっていると端末の設定画面や通話アプリの表示から電話番号が推測されるケースがあります。番号が分かると、なりすましや迷惑連絡のきっかけになります。 - 家族や仕事の連絡が誤って届く
古い端末に「一時的にSIMを入れて使う」ことはよくあります。売却後にSIMが残っていると、家族・職場の連絡が第三者へ届く恐れがあります。
SIMカードの抜き忘れは、端末の価値というより情報と連絡手段の漏れが問題です。だからこそ「初期化だけして安心」は危険になりやすいです。
初期化したのに危険?よくある誤解
「初期化したから、SIMが入っていても問題ないはず」と思う方は多いです。ここが一番の落とし穴です。初期化で消えるのは端末内のデータですが、SIMは回線と電話番号を持ったまま残ります。
- 初期化後でも、SIMが刺さっていれば通信できる場合がある
Wi‑Fiがなくても回線がつながれば、SMSの受信や通話が可能になることがあります。 - セットアップ画面の途中でもSMSが届くことがある
端末が「ようこそ」画面の状態でも、SIMが挿さっているとSMSだけは受け取れるケースがあります。 - 二段階認証は「端末」ではなく「電話番号」に届く
つまり、端末を初期化しても、番号に届く連絡は止まりません。SIMが残ればそこが弱点になります。
さらに、最近は物理SIMだけでなくeSIM(端末に内蔵されるSIM)も普及しています。物理SIMを抜いても、eSIMが残っていれば回線が残ることがあります。売却前は、物理SIMとeSIMの両方をチェックするのが安全です。
特に注意したいケース(SMS認証・LINE・家族回線)
SIM抜き忘れが大きなトラブルに繋がりやすいのは、次のような利用パターンです。心当たりがある場合は、チェックを丁寧に行うのがおすすめです。
ネットバンク、フリマ、決済アプリ、仕事用ツールなど、SMSは本人確認の入口になりがちです。SIMが残ると、ログインの突破口を渡す形になりやすいので、最優先で対策を。
LINEの引き継ぎは設定次第で電話番号が絡みます。端末側のログイン状態は初期化で消えますが、番号に届く認証の扱いが弱いと、再設定の起点になります。事前にアカウントの引き継ぎ設定とログアウト確認をしておくと安心です。
家族でSIMを入れ替えたり、使い回したりしていると、どの端末にどのSIMが入っているか分からなくなりがちです。売却前に「端末とSIMのペア」を整理しないと、別の家族の番号を渡してしまう事故が起きます。
不安なときは「SIMを抜く」だけでなく、重要サービスのログイン方法を見直すとさらに安心です。SMSだけに頼らず、認証アプリやバックアップコードを設定しておくと、万一の時に被害を抑えられます。
売却前にやるべきチェックリスト
ここからは実務的に「何をすれば安全か」を順番にまとめます。慣れている方でも、最後の確認を入れるだけで事故が激減します。
- 物理SIMを抜く
電源を切ってからSIMピンでトレイを開け、SIMを取り出して保管します。SIMは小さいので、名刺入れや小袋に入れると紛失防止になります。 - eSIMを削除する
設定からモバイル通信(またはネットワーク)に入り、eSIMプロファイルを削除します。機種やOSで表示名が異なるため「eSIM」「モバイル通信プラン」「回線」を探すのがコツです。 - Apple ID / Googleアカウントのサインアウト
初期化前にサインアウトし、端末のアクティベーションロックやFRP(不正防止ロック)を解除します。ロックが残ると、買取不可や大幅減額の原因になります。 - 重要データのバックアップ
写真・連絡先・LINE・認証アプリは、移行が終わっているかを確認します。バックアップが完了しているかは、端末側だけでなくクラウド側の状態も見ると安心です。 - 端末を初期化する
設定から工場出荷状態に戻します。可能なら、初期化後に再起動して「ようこそ画面」まで戻るのを確認します。 - 最終チェック:SIMが入っていないか
ここが重要です。初期化後にトレイを開けて「空」になっているかをもう一度確認します。うっかりが一番起きやすい工程なので、最後にやるのがコツです。
上の流れを「SIMを抜く → eSIMを消す → サインアウト → バックアップ → 初期化 → 最終チェック」の順番で進めると、失敗しにくいです。特にeSIMは見落としやすいので、物理SIMが入っていない端末でも油断しないようにしてください。
SIMが抜けない・トレイが壊れているとき
「ピンを挿してもトレイが出ない」「トレイが変形している」「穴が潰れている」など、物理的にSIMが抜けないケースもあります。この場合、無理にこじるのはおすすめできません。端末内部の破損や、防水パッキンの損傷につながり、結果として査定が不利になります。
- 強い力で押し込まない
ピンを斜めに入れると内部部品に当たることがあります。角度が安定しないなら一旦中止します。 - まずはケースを外し、穴の位置を確認
ケースの厚みでピンが届かないことがあります。機種によってはトレイ位置が上下で異なるため、ライトで照らして確認します。 - 抜けない場合は店舗で相談
専用工具や分解が必要な場合もあります。売却と合わせて相談できる店舗なら、手間と不安をまとめて解消しやすいです。
SIMトレイ周りの破損は、見た目の小さな傷でも「本体フレームの歪み」と見なされることがあります。結果として減額になりやすいので、無理な作業は避けるのが賢い選択です。
当店での買取時の扱いと、安心のためのポイント
買取店では、査定の過程で外観・動作・ネットワーク利用制限などを確認します。ただし、どんなに注意していても「お客様がSIMを入れたまま持ち込む」こと自体はよく起きます。大切なのは、持ち込み前に対策しておくことと、店舗側の取り扱いを確認することです。
- 受付時に「SIMは抜いてあります」と一言添える
- 初期化済みでも、査定前にロック状態を確認する
- 不安があれば、その場でSIMトレイを一緒に確認する
Q:SIMを抜き忘れて持ち込んだら、その場で返してもらえますか?
A:基本的には返却対応が可能ですが、トレイ破損などで抜けない場合もあります。受付時に早めに伝えると、手戻りが減ります。
売却は「端末を現金化する」だけでなく「個人情報を整理する」作業でもあります。SIMの抜き忘れは小さなミスに見えて、連絡手段や認証の入口に関わる大きなリスクです。落ち着いてチェックリスト通りに進めれば、ほとんどのトラブルは未然に防げます。
SIMの抜き方が不安、eSIMの削除が分からない、初期化やアカウント解除まで一緒に確認したい。そんなときは、来店前に一度ご相談ください。状態に合わせて、スムーズな売却手順をご案内します。
※混雑状況によりご案内までお時間をいただく場合があります。来店前に端末の機種名と状態をメモしておくとスムーズです。
- 住所:〒194-0013 東京都町田市原町田4-11-13 天野ビル4F Oashis店内
- 営業時間:9:00〜18:00(最終受付17:30)
- 電話番号:050-3092-0036
- ご来店時の注意:土日・祝日は入口が閉まっているため、到着時にお電話いただければお迎えにあがります
※記事内容は一般的な注意点です。端末や契約状況により最適な手順は異なります。ご不安な点は事前にご相談ください。

