子どもに使わせていたスマホの買取可否
2026.02.03- 画面割れ・背面割れ・充電不良があっても、ジャンクとして査定できる場合があります
- 最も多い減額要因は「画面キズ」「フレーム打痕」「カメラ周りの割れ」「水没サイン」「バッテリー劣化」
- 名義とロックの確認(Apple ID/Googleアカウント、各種パスコード)ができると買取がスムーズです
子ども使用スマホが売れる理由と、売れない代表例
「子どもが使っていた端末は売れないのでは」と心配される方は多いですが、買取の可否は年齢や用途ではなく、端末の状態と手続きの可否で決まります。たとえば、学習アプリや動画視聴で使っていたiPhone・Androidでも、通常の中古スマホとして流通します。
一方で、買取が難しくなるのは次のようなケースです。
- アクティベーションロックや端末ロックが解除できない(Apple IDが不明、パスコード不明など)
- ネットワーク利用制限が強い状態(端末代金の未払いなどで利用制限がかかる場合)
- 改造や不正な修理が疑われる(極端に品質の低いパーツ、動作が不安定など)
- 水没反応がある、または腐食が進んでいる
「使い方が子どもっぽい」こと自体は査定に直結しません。ロック解除ができ、基本動作が確認できれば買取対象になりやすいです。逆に、ロック解除ができないと、状態が良くても大きく不利になります。
減額されやすいポイント(子ども端末に多い傾向)
子どもが使っていた端末は、落下や持ち運びの頻度が高かったり、ケースやフィルムの管理が不十分だったりして、独特のダメージが出やすいです。ここでは査定現場でよく見る減額ポイントを、理由と一緒に整理します。
1)画面キズ・細かい擦れ
タップやスワイプが多い端末ほど、画面の表面に薄い擦れが増えます。電源オフの状態で斜めから見ると分かるタイプのキズは、見た目評価として減額されやすいです。保護フィルムが割れているだけなら貼り替えで改善できますが、ガラス自体に深い線キズがある場合は減額が大きくなります。
2)フレーム打痕・角の欠け
ランドセルやかばんの中で硬い物と当たったり、机から落下したりすると、角に点状の凹みが残ります。フレームの打痕は修復が難しく、外観ランクに影響しやすい項目です。
3)背面ガラス割れ・カメラ周りの割れ
背面割れは「見た目」だけでなく、割れの隙間からホコリや水分が入りやすくなり、内部故障のリスクが上がります。カメラ周りの割れはレンズに影響すると撮影品質にも関わるため、減額が強く出ることがあります。
4)バッテリー劣化(充電回数が多い)
動画視聴やゲームで消耗が激しいと、充電回数が増えてバッテリーが早く弱ります。iPhoneなら「バッテリーの状態」、Androidでも体感として「減りが早い」「突然落ちる」があると評価が下がりやすいです。
5)スピーカー・マイクの詰まり、通話音のこもり
ポケットのホコリや菓子の粉、砂などがメッシュ部に入ると、音がこもる原因になります。軽い詰まりなら清掃で改善することもありますが、内部に入り込んでいる場合は動作確認でマイナス評価になります。
子ども端末は「傷が多いけど動く」ケースも、「見た目はきれいなのにロック解除ができない」ケースもあります。査定は総合評価なので、弱点を一つずつ減らすだけでも結果が変わります。
買取前に必ずやること:ロック解除・初期化・データ移行
子どもが使っていた端末は、親が設定した制限(スクリーンタイム、ファミリーリンクなど)が残っていることがあります。買取に出す前に、最低限ここまでできればスムーズです。
iPhoneの場合
- データのバックアップ(iCloudまたはPC)
- Apple IDとパスワードの確認(不明なら先に復旧)
- 「探す(Find My)」をオフ
- サインアウト(Apple IDからログアウト)
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」で初期化
この流れができないと、アクティベーションロックが残る可能性があります。特に子ども用に親のApple IDで作っていた場合、端末が手元にあるうちに解除まで済ませるのが安全です。
Androidの場合
- 写真や連絡先のバックアップ(Googleアカウント、SD、PCなど)
- 画面ロック(PIN/パターン)の解除
- Googleアカウントの削除(端末からログアウト)
- 端末の初期化(リセット)
Androidは初期化後でもアカウントの再入力を求められることがあり、いわゆるFRP(Factory Reset Protection)が原因になります。初期化前にアカウント削除をするのが基本です。
- 初期化だけして持ち込み、ロックが残って発覚する
- スクリーンタイムやファミリーリンクの制限が解除できず設定画面が触れない
- SIMだけ抜いて安心し、アカウントのログアウトを忘れる
親名義・家族名義でも売れる?必要な確認と注意
子どもに端末を渡すとき、回線契約や端末購入は親名義になっていることがほとんどです。買取の現場では、持ち込む方が本人かどうかや、端末の利用制限の有無を確認して安全に取引します。
一般的に、家族が使っていた端末を保護者が持ち込むこと自体は珍しくありません。ただし、次の点を意識するとトラブルが起きにくいです。
- 購入したキャリアや分割払いの状況を把握する(未払いがあると利用制限の可能性)
- 回線を解約した後の端末でも、SIMロック解除や初期化が済んでいるか確認する
- 端末に残ったアカウントや見守り設定が解除できる状態にする
また、学校や塾の指定で導入した端末(MDMや管理プロファイルが入っている端末)は、所有者・管理者のルールによって初期化だけでは解除できない場合があります。管理設定が残っている場合は事前に解除手順を確認しましょう。
査定が上がる準備チェックリスト
子ども用スマホは「見た目が荒い」印象を持たれやすいので、短時間でできる手入れが効果的です。以下は、来店前にできる範囲でOKなチェックリストです。
- 充電できるか(接触が不安定ならケーブルを替えて確認)
- 画面表示・タッチが正常か(一部だけ反応しない箇所がないか)
- カメラが起動するか(ピント、フラッシュ、ズーム)
- スピーカーとマイク(録音や動画再生で簡単に確認)
- 各ボタン(電源、音量、マナースイッチ)
- SIMトレイの破損や曲がりがないか
- ケースとフィルムを外して、端末の状態を正確に把握する
- 乾いた柔らかい布で拭き取り、指紋や皮脂を落とす
- スピーカー穴や充電口は強くこすらず、表面のホコリだけ落とす
- 付属品(箱、ケーブル、説明書)があればまとめて持参する
「割れているからどうせ同じ」と思っても、ロック解除や初期化が済んでいるだけで査定が安定します。逆に、状態が良くてもロック解除ができないと評価が難しくなるため、準備は最優先です。
よくある質問(学習用iPad・キッズ携帯・SIMの扱いなど)
Q1. 学習用に使っていたiPadやタブレットも売れますか?
多くの場合は買取対象になります。スマホと同様に、アカウントのサインアウト、初期化、管理設定(MDMなど)の解除が重要です。画面割れやバッテリー劣化があっても、状態に応じた査定になることがあります。
Q2. キッズ携帯や古いガラケーはどうですか?
モデルや状態により買取可否が分かれます。市場流通が少ない機種は査定がつきにくいこともありますが、まとめて持ち込みで確認する価値はあります。
Q3. SIMカードは抜いて行けばOKですか?
SIMは抜いてOKですが、それだけでは不十分です。端末内のアカウント(Apple ID/Google)や端末ロック、見守り設定が残っていないかの確認が必要です。SIMの抜き忘れが不安な方は、来店時にスタッフへお声がけください。
Q4. 画面が割れている、電源が入らない場合でも見てもらえますか?
端末の状態によってはジャンクとして査定できる場合があります。電源が入らない場合は、バッテリー切れや充電口不良の可能性もあるため、可能であれば充電器も一緒にお持ちください。
Q5. 子どもがパスコードを忘れてしまいました。売る方法はありますか?
ロック解除ができないと買取が難しくなることがあります。まずはApple ID/Googleアカウントの復旧手続きを優先してください。どうしても解除ができない場合でも、機種や状態によっては部品取りとして査定できるケースもあるため、状況をそのままお伝えいただくのが確実です。
写真だけでは分かりにくいキズや動作も、店頭ならその場でチェックできます。割れ・充電不良・バッテリー劣化など、気になる点があれば遠慮なくご相談ください。
- 子ども用に使っていてキズが多いが売れるか
- フィルムやケースの跡、ベタつきがある
- ロック解除や初期化が不安
- 画面割れ・背面割れ・充電不良でも査定できるか

