家族が使っていたスマホを代わりに売るときの注意点
2026.01.24家族が使っていたスマホを代わりに売るときの注意点
本人が来店できないときでも、やり方を間違えると「初期化できない」「名義で止まる」「あとで揉める」…が起きます。
代理で売っても安心なように、準備と当日の流れを“トラブル回避”目線でまとめました。
家族のスマホを代わりに売るときは「名義・アカウント解除・残債/利用制限・データ消去」の4点が最重要です。
- Apple ID/Googleアカウント解除ができないと買取不可・大幅減額の原因になりやすい
- 端末代金の残債やネットワーク利用制限(判定)で査定が変わる
- パスコード不明は動作確認ができず減額につながりやすい
- 家族内で売却の同意・データの扱いを先に確認すると揉めにくい
代理売却で起きがちなトラブル
家族のスマホを代わりに売るのは珍しくありません。ですが、本人が不在だと「確認したいこと」がその場で確認できず、店舗でも手続きが止まりやすいのが実情です。
特に多いのは次の4つです。
- パスコードが分からない:初期化・動作確認ができない、または確認項目が減って減額
- Apple ID/Googleが残っている:アクティベーションロック/FRPで買取不可になりやすい
- 残債・利用制限を未確認:同じ端末でも査定が大きく変動する
- 家族間で「売っていい」が曖昧:後からトラブルや返金要求につながることも
ポイント:代理売却は「店で何とかする」より、家での準備でほぼ勝負が決まると思ってOKです。
最初に確認:名義と売却の権利(同意)
まず大前提として、スマホは「使っていた人=所有者」とは限りません。購入名義や支払い方法によっては、代理で売却してしまうと後で揉める原因になります。
家族内で次の点を最初にすり合わせましょう。
- 誰が買った端末か(本人購入/家族が購入/回線の名義は誰か)
- 支払いは完了しているか(分割残りの有無)
- 売ってよい同意があるか(できればメモで残すと安心)
- 売却金の扱い(本人へ渡す/家計に入れるなど)
家族間トラブル防止:「データ(写真・LINE)をどうするか」「何を残すか」を先に決めておくと、売却後の後悔が減ります。
最重要:Apple ID/Google解除(買取可否が決まる)
代理売却で一番詰まりやすいのが、アカウント解除です。ここが残ると盗難防止ロックが働き、次の人が使えません。
そのため店舗側も「解除できない端末」は安全上、買取不可または大幅減額になることがあります。
iPhone:ここを確認
- 「探す」(Find My) がOFFになっている
- Apple ID からサインアウトできている
- iCloudに残す写真・連絡先はバックアップ済み
Android:ここを確認
- Googleアカウントを端末から削除できている
- 画面ロック(PIN/パターン)を解除できる
- メーカー独自アカウント(Samsung等)も残っていない
本人に連絡が取れる場合は、来店前に「ログイン情報」「2段階認証」「復旧用メール」を確認しておくと安心です。
分からない場合は、無理に進めず、まず家で解除できる状態を整えてから持ち込みましょう。
残債・利用制限・SIMロック・eSIMの注意
査定に影響するのが「契約状況」です。代理売却ではこの情報が曖昧になりやすいので、できる範囲で確認しておきましょう。
- 端末代金の残債:分割が残っていると査定が変わることがある
- ネットワーク利用制限:判定(◯/△/×)で査定が変動
- SIMロック:古い端末は解除が必要な場合がある
- eSIM:プロファイルが残り、本人の手続きが必要になることも
メモ:「機種変更した=すべて終わり」ではありません。サブ回線や見守り用端末など、家族の使い方で契約が残っていることがあります。
データ消去の正しい順番(初期化だけで安心しない)
「初期化したから大丈夫」と思いがちですが、実は初期化の前に解除すべき設定があります。
順番を間違えると、初期化後にロックが残ってしまい、再設定できず買取が進まないことも。
おすすめの手順(共通イメージ)
- バックアップ(写真・連絡先・LINEなど必要分)
- Apple ID/Googleのサインアウト・削除
- 「探す」「端末を探す」等の盗難防止機能をOFF
- SIM/eSIMの整理(可能なら取り外し・回線側の手続き確認)
- 初期化(すべてのコンテンツと設定を消去)
- 起動画面まで進めてロックが残っていないか確認
注意:画面割れで操作できない、パスコード不明、アカウント不明の場合は手順が進みません。
無理に初期化を試すより、状況を整理して相談する方が早いこともあります。
付属品と状態の整え方(減額を防ぐコツ)
家族の端末は、箱や付属品が別の場所に保管されていることが多いです。本体だけでも買取できるケースは多いですが、
揃っているほど評価が上がりやすいのも事実。できる範囲で集めておきましょう。
- 箱・ケーブル・説明書:あれば一緒に(なくてもOK)
- ケース跡・汚れ:軽い乾拭きで印象が変わる
- バッテリー劣化:極端だと減額要因。iPhoneは最大容量の目安を確認
- におい:タバコ臭・香水・油汚れはマイナス評価になりやすい
ワンポイント:柔らかい布で画面と背面を乾拭き、カメラ周り・スピーカー穴のホコリを軽く取るだけで見栄えが良くなります。
当日の流れ:代理人が持ち込むときのポイント
当日は「本人がいない=確認が取れない」で止まりがち。必要な情報を先にまとめるのがコツです。
持ち物チェックリスト
- 売るスマホ本体(可能なら初期化済み・初期設定画面まで)
- 付属品(箱・ケーブル等:あれば)
- 代理人の本人確認書類(運転免許証など)
- 本人の同意が分かるメモ(スマホのメモでもOK)
- ロック解除やアカウント確認のため、本人へ連絡できる手段
査定では画面表示・タッチ・カメラ・充電反応などを確認します。ここで操作が必要になったとき、パスコードが分からないと確認範囲が限定され、
減額につながることがあります。可能なら事前にパスコードを確認しておくのがベストです。
よくある質問(代理売却Q&A)
Q1. 本人が来店できなくても売れますか?
A. 可能なケースが多いですが、店舗のルール・端末状態・必要書類により異なります。特にアカウント解除ができない場合は難しくなります。
Q2. 初期化だけして持って行けば大丈夫?
A. 初期化の前に「探す」やGoogleアカウント解除が必要です。順番を間違えるとロックが残ります。
Q3. 画面が割れていても売れますか?
A. 状態によりますが買取対象になることがあります。割れの程度・表示不良・タッチ不良の有無で査定が変わります。
Q4. 付属品がなくても大丈夫?
A. 本体のみでもOKなことが多いです。箱やケーブルがあれば一緒にお持ちください。
Q5. 本人が亡くなった場合はどうすれば?
A. 相続や回線契約の手続きが関係します。まずデータの扱い(写真・連絡先)とアカウント情報の有無を確認し、必要に応じて専門窓口や店舗へ相談してください。
代理売却は「事前チェック」で査定が早くなります
「アカウント解除が不安」「パスコードが曖昧」「残債が分からない」など、迷ったら先に状況だけでも整理しておくのがおすすめです。
端末の状態が分かる写真があると、当日のやり取りもスムーズになります。

