お風呂で使っていたスマホ、水没扱いになる?
2026.01.14
こんにちは、リペアフォース秋葉原店です。
買取相談で意外と多いのが「お風呂で使っていたんだけど、これって水没扱い?」という質問。
最近のスマホは耐水性能が高いものもありますが、浴室は“水より危険”な条件がそろいがちです。
ポイントは、①液体が入った“証拠”があるか、②今の動作が安定しているか、そして③後から故障が出そうな兆候がないか。
この記事では、査定で見られやすい観点をベースに、
水没扱いの境目・減額ポイント・NG対処まで整理します。
1. 水没扱いになる“判断材料”は何?
まず大前提として、買取でいう「水没扱い」は“浴槽に落としたかどうか”だけで決まりません。
端末内部に液体が入った形跡(または入った可能性が高い状態)があると、将来の故障リスクが高くなるため、査定上は水没扱い(大幅減額)になりやすいです。
- 水没反応(LCI:Liquid Contact Indicator)が変色している
- SIMトレイ周辺や充電口、内部にサビ・腐食・白い結晶が見える
- 充電が不安定(刺しても反応しない/角度で途切れる)
- スピーカー・マイクがこもる/通話で声が聞こえない
- カメラが曇る、レンズ内に水滴のような影が出る
- 急な発熱、再起動ループ、Face ID/指紋などの認証不良
特にLCIは、メーカー修理でも“水濡れ判定”の材料として使われることがあり、買取でも重要視されます。
ただし、LCIだけで全てが決まるわけではなく、実際の動作・外観の腐食・入出力の安定性とセットで判断されることが多いです。
ただし湯気環境は“気づかない水没”が起きやすく、症状が後から出るケースもあるため、早めの確認が安心です。
2. お風呂が危険な理由:水より厄介な3つ
浴室って、水に落としていなくてもリスクが高いんです。理由は主に3つあります。
浴室は高湿度。端末が冷えていると内部で結露しやすく、
画面内の曇り・カメラ曇り・マイク/スピーカーの不調につながることがあります。
“防水”でも、パッキンの劣化や微小な隙間があると侵入はゼロになりません。
真水より、石けん水や入浴剤の成分は乾いた後に結晶や腐食を起こしやすいです。
一見乾いたように見えても、内部に残ると端子や基板にダメージが出ます。
防水性能は「新品時の状態」が前提になりがち。
年数が経つと、内部シールやパッキンが弱って耐水が落ちることがあります。
さらに浴室の温度差は、端末の“呼吸(内外の空気の出入り)”を起こしやすく、侵入リスクが上がります。
つまり、お風呂は「落としていないから大丈夫」になりにくい環境。
水滴が一度でも付いた、湯気で毎日使っているなら、査定では“念のため確認が必要な端末”になりやすいです。
3. 買取で実際に見られるチェック項目
買取の現場では、短時間でも「後からトラブルになりそうか」を確認します。
お風呂使用が疑われる場合、特に見られやすいのは次のポイントです。
- 充電口:端子の変色・ゴミ詰まり・反応の安定性(挿してすぐ充電が始まるか)
- スピーカー/マイク:音割れ・こもり・録音のノイズ(簡易テスト)
- カメラ:レンズ内曇り、白いモヤ、ピントの迷い
- SIMトレイ周り:サビ、結晶、臭い、トレイの変形
- 本体の発熱/挙動:急に熱い、再起動、バッテリーの急減り
- 水没反応(LCI):機種によって位置は異なるが、確認できる場合は重要
ここで注意したいのは、浴室起因のトラブルは「動くけど不安定」が多いこと。
例えば、普段は充電できるのに「角度で切れる」「夜だけ反応が悪い」など。
こうした症状があると、買取ではリスクを見込んだ減額になりやすいです。
「充電できない/通信できない/初期化・確認ができない」状態。
ここが不安定だと、通常買取は難しくなりやすいです。
4. 水没っぽいときの“安全な初動”
もし「水滴がついた」「湯気で曇った」「音がこもる」など、
少しでも水没が心配なら、やるべきことは“乾燥優先”です。
ここでの動きが、その後の故障リスク(=買取の減額)を大きく左右します。
- 電源を切る(可能なら):通電は腐食を進めやすい
- 充電しない:濡れたままの通電が一番危険
- 外側を拭く:乾いた柔らかい布で水分・石けん分を除去
- ケース/アクセサリを外す:隙間に湿気が残りやすい
- 風通しの良い場所で自然乾燥:数時間〜半日、急がない
「もう乾いたから大丈夫」と思っても、内部は別。
乾燥が不十分だと、数日後に突然の充電不良・Face ID不良・再起動が出ることがあります。
売る予定があるなら、焦って動かすより安定させてから持ち込みが安全です。
5. やりがちなNG対応:やるほど悪化する行動
水没疑いで焦ると、つい“ネットの裏ワザ”をやりがちですが、
買取前に状態を悪化させると減額が増えたり、最悪ジャンク扱いになります。
- 濡れたまま充電(最悪ショート)
- ドライヤーや熱で強制乾燥(内部シール劣化・熱ダメージ)
- 端末を振る/叩く(水分を奥に押し込むことがある)
- アルコールや洗剤を充電口に流す(内部侵入リスクが跳ねる)
- 自己分解(ネジ潰し・防水シール破壊で買取評価が落ちやすい)
また、浴室で使っていた端末は充電口に皮脂+湿気+石けん成分が残りやすいです。
ここを尖ったものでこじると端子が曲がり、
“水没”とは別の理由で減額されることもあるので注意してください。
6. 減額を抑える準備チェックリスト
お風呂使用歴があっても、端末の状態が安定していれば通常買取できるケースはあります。
減額を抑えるために、持ち込み前に“安全にできる範囲”だけ整えておきましょう。
- 充電が安定しているか(抜き差しせず、数分置いて確認)
- スピーカー/マイク:通話・録音・動画再生で違和感がないか
- カメラ:曇り、白いモヤ、ピント不良がないか
- SIM/eSIM:通信が途切れないか(圏外が増えていないか)
- バックアップ(写真・連絡先)を優先
- Apple/Googleアカウント関連:「探す(Find My)」やFRP解除の準備
- ケースを外して外装確認(サビ・白い跡がないか)
水没疑いの端末ほど、操作中に急に挙動が変わることがあります。
そのため「初期化を最後まで完璧にやらなきゃ」と頑張りすぎず、
バックアップ→アカウント解除の可否確認を優先し、難しければ早めに相談が安心です。
「今は問題なく動く」+「端子・カメラ・音が正常」なら、
水没扱いにならず通常査定になるケースもあります。
逆に、違和感があるなら無理にいじらず、状態が悪化する前に持ち込みが安全です。
7. まとめ:迷ったら“乾燥優先”で早めに相談
お風呂で使っていたスマホが水没扱いになるかは、
「浴槽に落としたか」よりも、内部に入った形跡(LCI・腐食・挙動不安定)があるかで決まりやすいです。
浴室は湯気・温度差・石けん成分で、
気づかないうちに“じわ水没”が起きやすい場所。
もし少しでも不安があるなら、
①電源OFF → ②充電しない → ③自然乾燥
を優先し、症状が出る前に状態確認がおすすめです。
「これって水没扱い?」の相談だけでもOKです。
端末の状態を一緒に見ながら、通常買取できるか/減額幅の目安/必要なら修理の選択肢までご案内できます。
気軽にご相談ください。
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