昔のiPhoneに残った写真だけ安全に残す方法
2026.01.10こんにちは、リペアフォース秋葉原店です。
引き出しに眠っている昔のiPhone、捨てるのはもったいないけれど「写真が残っているから怖くて触れない」という方がとても多いです。
しかも、写真の保存方法を間違えると「移したつもりが消えていた」「削除が同期されて全部消えた」など、取り返しのつかない事故が起きがち。
この記事では、写真だけを安全に残し、その後に安心して初期化・売却できるように、
実際の店頭相談で多いパターンを元に、手順を“順番通り”にまとめました。
途中にチェックリストも入れているので、そのまま実行できます。
1. 写真移行で失敗が起きる3つの原因
「バックアップした」「送った」「クラウドに入れた」——言葉は同じでも、実際の中身が違うため事故が起きます。
まずは失敗の原因を押さえると、手順の選び方が一気にラクになります。
- 原因①:同期と保存の違いを誤解(iCloud写真は“同期”の側面が強く、消すと別端末にも影響することがある)
- 原因②:容量とWi‑Fi不足(アップロードが途中で止まり、完了したと思い込む)
- 原因③:アカウントの取り違え(別のApple ID/Googleアカウントでログインしていて、保存先が分散)
“見えた=成功”ではなく、「枚数が揃っている」まで見るのが安全です。
2. まず確認:iCloud写真がONかOFFか
最初にやるべきは「いまのiPhoneが、写真をどこに保存しているか」の確認です。
iCloud写真がONなら、写真は“端末だけ”ではなくクラウドに同期されている可能性があります。
OFFなら、写真は基本的に端末内部に残っているため、移し忘れが起きやすいです。
- 設定 → いちばん上の自分の名前(Apple ID)をタップ
- iCloud → 写真をタップ
- 「このiPhoneを同期」(iOSにより表示名が異なる)がONか確認
ONの場合:基本はiCloud側にある(ただしアップロード完了が前提)。
OFFの場合:端末内の写真を、別の場所にコピーする必要があります。
次章から、目的別に3つの安全ルートを紹介します。
3. 方法A:iCloud写真で残す(いちばん手軽)
普段からiCloud写真を使っている人は、この方法が最短です。
ただし大事なのは「ONにした」ではなく、アップロードが完了した状態を作ること。
古いiPhoneはバッテリーやWi‑Fiの相性で途中停止しやすいので、以下の順番が安全です。
- 充電しながら、Wi‑Fiに接続(省電力モードはOFF推奨)
- 設定 → Apple ID → iCloud → 写真で、同期をON
- 写真アプリを開き、下部の表示(最近は「ライブラリ」)でアップロード状況を確認
- 別端末(今使っているiPhoneなど)やiCloud.com側で同じ写真が見えるかチェック
別の端末やiCloud側からも消えることがあります。
まずはコピーができた状態を作ってから整理しましょう。
iCloudの空き容量が足りない場合は、
「方法B(パソコンバックアップ)」または「方法C(Googleフォト等)」が現実的です。
容量課金をする/しないに関係なく、二重化の観点で組み合わせるのが最も安全です。
4. 方法B:パソコンへバックアップ(確実性重視)
「クラウドは不安」「通信が遅い」「写真が大量」——こういうときは、パソコンが強いです。
さらに重要なのが暗号化バックアップ。
暗号化を使うと、健康データや一部の認証情報なども含めて保存でき、復元時のトラブルが減ります。
(写真だけが目的でも、暗号化の方が失敗が少ない傾向があります)
- ケーブルでiPhoneを接続(信頼確認が出たら許可)
- Mac:Finder(または旧OSはiTunes)でiPhoneを選択
- Windows:iTunesでiPhoneを選択
- 「このコンピュータにバックアップ」を選択
- 「ローカルバックアップを暗号化」にチェック → パスワード設定
- 今すぐバックアップを実行
ここで大事なのが、バックアップの“成功判定”。
「終わったっぽい」ではなく、以下を確認してから次へ進みましょう。
- バックアップ日時が最新になっている
- 途中でエラーが出ていない
- 暗号化したパスワードを必ず控えた(忘れると復元できません)
ただし、撮影日順やアルバム構成の保持はアプリ/設定によって差が出ます。
迷ったらバックアップ+クラウドの二重化が最も安全です。
5. 方法C:Googleフォト/外部クラウドに逃がす(容量対策)
iCloudの容量が足りない、家族で共有したい、Androidにも見せたい——こういう時はGoogleフォトなどのクラウドが便利です。
ただし、設定次第で画質(圧縮)やバックアップ対象が変わるため、
「どの品質で保存されるか」を必ず確認してから実行しましょう。
- Googleフォトをインストールし、保存先のGoogleアカウントでログイン
- 設定でバックアップをON(Wi‑Fiのみ推奨)
- バックアップ品質(元の画質/ストレージ節約など)を確認
- アップロード完了後、別端末やWebで枚数・日付が揃っているか確認
「整理したら端末からも消えた/逆もある」など混乱しやすいので、
最初は“追加保存”として使い、削除は最後に回すのが安全です。
6. やってはいけない落とし穴(削除同期・重複・画質劣化)
写真移行で多い“地雷”をまとめます。これを避けるだけで、成功率がかなり上がります。
- 落とし穴①:移行前に写真を消す(同期が働いて別端末からも消えることがある)
- 落とし穴②:途中でWi‑Fiが切れて未完了(完了表示まで待つ/夜間充電中に実行)
- 落とし穴③:アカウントが複数で分散(Apple ID・Googleのログイン先を統一)
- 落とし穴④:画質設定で圧縮される(原本が必要なら“元の画質”を選ぶ)
- 落とし穴⑤:重複が大量発生(複数アプリで同時にバックアップを走らせない)
2つの保存先で確認できてから、元端末の整理に入る。
これだけで“消えた”事故の大半を防げます。
7. 初期化前の最終チェックと安全な手放し方
写真が残せたら、いよいよ端末を手放す準備です。
ただし、初期化の前にやるべきことがいくつかあります。
とくにiPhoneは「探す(Find My)」とApple IDが絡むため、順番を間違えると売却できない状態になりやすいです。
- 写真が別端末/別サービスで見える(枚数も確認)
- バックアップの暗号化パスワードを控えた(方法Bの場合)
- LINEなど、必要ならトーク履歴の引き継ぎも実施
- Apple Pay(Wallet)のカードを削除、または新端末へ移行済み
- SIMを抜く(eSIMは契約側の手続きも確認)
ここまで終わったら、iPhoneを初期化します。
設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → すべてのコンテンツと設定を消去
の流れが基本です。
そして初期化後は、可能なら「こんにちは」画面(初期設定画面)まで進むことを確認すると安心です。
Apple IDからサインアウトできているかを確認しましょう。
ここが残っていると、次の人が使えずトラブルになります。
よくある質問(Q&A)
まずはバックアップ完了・枚数確認を優先し、整理や削除は最後に回すのが安全です。
可能なら、今使っているiPhoneがある場合は「同じApple IDでiCloud写真」+「Googleフォト」など2系統が安心です。
途中で止まる場合は、店舗で状態確認(ストレージ不足、バッテリー劣化、OSの不調など)をしてから進めると成功率が上がります。
また、共有アルバムなど“公開”につながる設定はOFFにして、保存先のログイン情報を整理しておくと安心です。
写真が消えるのが怖い…その場で確認しながら進めませんか?
iCloudの同期状況、バックアップの成否、初期化前のチェックまで。
「写真だけ安全に残したい」相談も、秋葉原でサポートできます。
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