お風呂に持ち込んでたスマホ、バレる?査定に影響する?
2025.12.19
お風呂に持ち込んでたスマホ、バレる?査定に影響する?
防水モデルでも「湿気・結露」は別問題。査定で見られるポイントと、減額を抑える準備をまとめます。
お風呂に持ち込んでたスマホは“バレることがある”。ただし準備で減額は抑えられます
「防水だから大丈夫」と思って、お風呂で動画や音楽を流していたスマホ。実はこの“お風呂習慣”は、
査定でバレる(=水分由来の痕跡が見つかる)可能性があります。
ただし、必ずしも即アウトではありません。端末の状態・症状の有無・痕跡の度合いによって、
減額が小さく済むケースもあれば、動作不安定が出ていると大きな減額になることも。
この記事では、査定時に実際に確認されやすいポイント(LCI、水分サイン、サビ、音の劣化など)を整理しつつ、
売る前にできる「乾燥」「確認」「説明のコツ」まで、町田店目線でわかりやすく解説します。
防水等級があっても、長期的には内部に影響が出ることがあります。
なぜバレる?査定で見られる“5つの痕跡”
買取査定では、見た目がキレイでも「水分に触れた可能性」をチェックします。
お風呂で使っていた端末は、直接濡らしていなくても、湿気が積み重なって痕跡が残ることがあります。
1)水没反応(LCI)の変色
多くのスマホには、水分侵入の目安になるインジケーター(LCI:Liquid Contact Indicator)が搭載されています。
SIMトレー周辺や内部にあり、反応すると色が変化する仕組み。
ここが反応していると、水分リスク端末として減額されやすいです。
2)充電口・ネジ・メッシュ部のサビ/白サビ
端末下部(充電口の縁、スピーカーメッシュ)や、内部に通じるネジ周辺は湿気の影響が出やすい場所。
うっすらでもサビがあると「湿気環境で使用」の推定材料になります。
3)スピーカー/マイクの音質低下
お風呂で音楽を流すと、蒸気でメッシュが湿り、微細な汚れが固着しやすくなります。
結果として、こもる・割れる・通話相手に声が届きにくいなどが出ると、査定でマイナス。
4)画面・カメラ内の“曇り”やムラ
結露が繰り返されると、レンズ周りやパネル周りに微細な曇りが残ることがあります。
一時的に消えても、検品のライトで分かる場合があります。
5)基板由来の不安定症状(後から出るのが怖い)
一番やっかいなのが、今は普通に動いていても、湿気ダメージが蓄積して
突然の再起動・充電不良・Face ID/指紋認証の不調などが出るパターン。
これらは査定で動作チェックに引っかかると一気に減額が大きくなります。
- SIMトレー周辺に水分サイン(変色)がないか
- 充電口・スピーカー穴の縁にサビや白い粉がないか
- 音(スピーカー/マイク)に違和感がないか
- カメラを起動して、白背景で曇り・にじみがないか
- 充電・通信・認証(Face ID等)が安定しているか
防水=安心じゃない理由:お風呂の湿気と結露は“別ジャンルのダメージ”
ここで大事なのは、スマホの防水は「真水に短時間」「新品に近い状態」を前提に語られがち、という点です。
お風呂は、温度差が大きく、湿度が高い環境。さらに、石けん・シャンプーの成分が空気中に飛び、
端末のメッシュやスキマに付着しやすい。
内部で水滴が生まれることがあります。濡らしていないのに“内部だけ湿る”のが厄介です。
また、防水性能はパッキンや粘着材の状態に依存します。落下や経年、バッテリー膨張などで歪みが出ると、
防水の前提が崩れやすい。
「一度も水に落としてないのに、ある日突然…」という相談は、実際に珍しくありません。
だけでも、結露リスクをかなり抑えられます。
査定にどれくらい影響する?よくある減額パターン
減額幅は店舗・モデル・時期で変わりますが、判断の基準はおおむね「リスクの大きさ」です。
お風呂使用の履歴は、端末の寿命に直結する可能性があるため、
痕跡や症状があるほど評価が下がりやすくなります。
パターンA:痕跡なし/動作良好(減額ほぼなし〜軽微)
外観・LCI・音・カメラ・充電が問題なく、湿気由来のサビも見当たらないケース。
この場合は通常の中古評価に近い形で進むことがあります。
パターンB:軽い痕跡あり(中程度の減額)
充電口の縁にうっすら白サビ、スピーカーのこもりなど「軽微なサイン」がある場合。
端末自体は動いていても、将来の不具合リスクがあるため、ワンランク評価が下がることがあります。
パターンC:LCI反応/腐食あり(大きな減額〜ジャンク扱い)
LCIが反応している、内部腐食が疑われる、動作が不安定などがあると、
買取はできてもジャンク寄りの評価になることも。
ただし、修理・再生ルートを持つ店舗では「状態に応じた買取」が可能な場合があります。
湿気ダメージは遅れて出ることがあるため、動作確認で少しでも不安定だと評価が厳しくなりがちです。
売る前にやるべき“乾燥・セルフチェック”で、減額を抑える
お風呂に持ち込んでいた自覚があるなら、売却前に「状態の安定化」をしておくのが鉄則です。
変な対処で悪化させない範囲で、できることをまとめます。
① まずは電源・充電周りの違和感を確認
- 充電が途中で止まらないか(ケーブルを変えても再現するか)
- コネクタ接触が甘くないか(角度で切れないか)
- 発熱が不自然に強くないか
② スピーカー/マイクの簡単テスト
音楽再生(左右バランス)、通話(ボイスメモでも可)、動画撮影での音声など、
“買う側が困るポイント”を先に潰します。
もし音がこもる場合は、メッシュ部の汚れが固着している可能性があります。
③ カメラの曇りチェック
白い壁や紙を撮って、ピントが合うか、モヤっとしないかを確認。
レンズに曇りがあると、写真全体が眠く見えることがあります。
④ 乾燥は“常温・風通し”が基本
風通しの良い室内で半日〜1日ほど置く。
端末が冷えていると結露しやすいので、急な温度差を避けます。
⑤ 正直に伝えた方が結果的に早い
査定では「疑いがある」状態が一番時間がかかります。
お風呂で使っていた場合は、
いつ頃・どんな使い方(湯気だけ/濡らした等)・今の症状を簡潔に伝えると、
端末の扱いと査定がスムーズになります。
やってはいけない対処:ドライヤー・加熱・米びつ乾燥は逆効果になりやすい
「早く乾かしたい」気持ちは分かるのですが、強引な乾燥は故障を誘発することがあります。
- ドライヤーの温風:熱でパッキンや粘着が弱り、防水前提が崩れる
- こたつ・暖房の直風:内部の水分が移動して、別の場所で腐食することがある
- 米・乾燥剤で密閉:湿気は取れても、熱がこもってバッテリーに負担がかかる
- 充電しながら乾かす:ショートや発熱リスクが上がる
もし「曇りが取れない」「充電が不安定」「スピーカーが急に弱い」などが出ているなら、
自己判断でいじり続けるより、早めに点検して状態を確定させた方が安全です。
よくある質問
Q1. 防水スマホならお風呂で使っても査定は下がりませんか?
A. 防水でも、湿気・結露・経年劣化の影響でリスクが残ります。痕跡や症状がなければ大きな減額にならない場合もありますが、LCI反応や腐食があると評価は下がりやすいです。
Q2. 水に落としてないのに、なぜ水没反応(LCI)が出ることがある?
A. 湯気や結露で内部が湿るケースがあります。特に温度差が大きい移動(浴室→冷えた部屋)を繰り返すと結露が起きやすいです。
Q3. スピーカーがこもるだけでも減額になりますか?
A. 端末の使用感として影響が分かりやすい部分なので、状態によっては減額対象になります。メッシュ汚れの固着だけなら改善余地もありますが、湿気由来の劣化だと評価が厳しくなりがちです。
Q4. 売る前に電源を入れて動作確認しても大丈夫?
A. 直近で濡らした可能性があるなら、まずは常温で乾燥させてからが安全です。異常な発熱、充電不安定、画面のチラつきがある場合は無理に操作せず点検がおすすめです。
Q5. お風呂で使っていたことは正直に言った方がいい?
A. 状態の切り分けが早くなり、査定がスムーズです。隠してもチェックで分かることが多く、後から症状が出た場合にトラブルになりやすいので、簡潔に共有するのが安心です。

