海外版スマホ(SIMフリー・グローバル仕様)を国内で売る時の注意点
2025.11.23
海外版スマホ(SIMフリー・グローバル仕様)を国内で売る時の注意点
「海外で買ったSIMフリー端末、日本で売れるの?」「減額されやすいポイントは?」——そんな不安に答えるための、国内買取向けチェックガイドです。
海外版スマホが国内で人気の理由と、査定が難しい理由
海外版(グローバル版)スマホは、国内未発売のモデルや大容量仕様、価格の安さ、デュアルSIM対応など魅力が多く、日本でも一定の需要があります。特にガジェット好き層やサブ機需要、法人の検証用端末など、買い手が明確に存在する端末です。
一方で国内買取では、同じ「SIMフリー」でも国内流通品と違う評価軸が増えます。技適の有無、対応バンド、決済/交通系の可否、言語・メニューの癖、保証の扱い、さらには“型番の判別の難しさ”などが絡むため、店側が慎重になりやすいのが現実です。ここを理解して準備するだけで、減額をかなり抑えられます。
ポイント:海外版は「高く売れる可能性がある一方、確認項目が多い=準備不足だと損しやすい」カテゴリです。
技適マークの有無は“最重要”チェック
日本で電波を発する機器には、電波法に基づく「技適(技術基準適合証明)」が必要です。海外版端末の中には、日本向けの技適を取得していないモデルが混在します。技適がない端末は、法律上「国内での常用がグレー」と見なされ、買取店の多くが減額、または取り扱い不可とすることがあります。
技適の確認方法
- 本体背面・SIMトレー・設定画面に技適番号表示があるか確認
- Androidの場合:「設定」→「端末情報」→「認証」などに表示されることが多い
- iPhone海外版は、モデルによって技適表示の有無が異なるため要注意
注意:技適が“ある・なし”で査定ルートが変わります。表示が見つからない場合は、型番から技適取得モデルかを調べておくとスムーズです。
対応バンド(周波数)とキャリア適合性の確認
海外版スマホは、国や地域の通信事情に合わせて対応バンドが違います。日本の主要4キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク/楽天)のバンドに対応していない場合、国内での実用性が落ち、査定でマイナス評価になりやすいです。
減額されやすいパターン
- 4G/5Gの“重要バンド”が抜けていて圏外になりやすい
- 楽天回線やau系のプラチナバンドに弱いリージョン
- そもそも国内で動作確認が取れない珍しいモデル
売る前に、型番(例:SM-XXXX、A2XXX)をメモし、対応バンド一覧と日本バンドの整合を確認しておくと、査定時の説明が簡単になります。
コツ:「国内キャリアで問題なく使えていた実績(使用していたSIMと地域)」を伝えると、動作リスクが下がり評価されやすくなります。
国内版と違う機能・仕様が減額に影響する例
同じシリーズでも海外版はUIや機能が微妙に異なります。買い手にとって不便な仕様は、再販価格に直結するため、買取額へ反映されます。
よくある仕様差と影響
- おサイフケータイ/交通系ICが非対応:日常利用の需要が限定され、一般向け再販が難しくなる
- シャッター音の仕様:無音撮影可のモデルは“好みが分かれる”ため店によって評価が揺れる
- 言語・キーボードレイアウト:初期状態が英語/中国語のみだと再販のハードルが上がる
- eSIM/物理SIM構成:デュアルSIM需要がある一方、使い方説明が必要な端末は一般流通では弱い
- 充電規格や電圧の違い:特殊な急速充電や独自端子だと付属品欠品が痛い
これらは「不利=売れない」という意味ではありません。むしろガジェット層には刺さりますが、買い手が限定される分、査定は慎重になりやすいと理解しておきましょう。
型番・リージョン・容量の書き方で損しない
海外版端末は、同じ機種名でもリージョン(地域)や型番が複数あり、価格差が出ることがよくあります。査定で損しないためには、正確な型番と仕様を伝えることが大事です。
- 機種名だけでなく「型番(モデル番号)」を必ず控える
- ストレージ容量・RAM容量が国内版と違う場合は明記
- カラー名が海外独自のことがあるため、写真もあると確実
注意:型番が曖昧だと「安全側の安い相場」で見られ、結果として減額につながりやすいです。
保証・修理可否・パーツ供給の現実
海外版は、メーカー保証の対象外だったり、日本国内での修理受付が難しい場合があります。さらに、修理パーツの調達が国内版より遅い/高いこともあり、買取店は再販後のアフターリスクを考慮します。
査定で見られるポイント
- 購入時のレシート/保証書(あればプラス)
- メーカー公式の国内修理対象モデルかどうか
- 過去に修理歴がある場合、どこのパーツか(純正/互換)
なお、リペアフォースのような修理店併設の買取店では、パーツ価値や修理可能性も含めて評価できるため、海外版でもしっかり値段がつくケースがあります。
売る前の準備:ロック解除/初期化/付属品
海外版に限らず、売却前の準備は査定に直結します。特にグローバル端末は設定項目が多いため、漏れがないようチェックリスト化しておくのが安全です。
- Google/Appleなど全アカウントからサインアウト(アクティベーションロック解除)
- 「端末を探す」機能をオフにする
- eSIM利用時はeSIMプロファイル削除
- データのバックアップ→初期化(工場出荷状態)
- 外観の簡易クリーニング(カメラ周り・端子・スピーカー穴)
- 付属品の有無チェック:箱、ケーブル、充電器、変換アダプタ、ケース
- 購入時の書類やレシートがあれば同梱
付属品は海外規格の充電器でも、“純正で揃っている”こと自体が評価になります。日本のコンセントで使えない場合でも、欠品扱いよりはずっと良いです。
データ消去やロック解除が不安な方へ
当店では目の前での動作確認・安全な初期化サポートも可能です。
海外版を高く売るコツと、店舗選びのポイント
海外版スマホは「分かる人には高く評価される」ため、売り方と店選びがとても重要です。
高価買取につながるコツ
- 技適・バンド・仕様を事前に整理して伝える(メモかスクショでOK)
- 国内での使用実績があれば具体的に話す(どのSIMで、どの地域で問題なかったか)
- 国内未発売の人気モデルは、早めに売るほど値崩れしにくい
- ケース/フィルム運用なら、そのまま一緒に持参(外観保護の証拠)
- 付属品・購入証明は“信頼材料”になるので残しておく
店選びのチェックポイント
- 海外版の買取実績があるか
- 型番やリージョンをスタッフが理解しているか
- 修理知識があり、パーツ価値まで見てくれるか
- 査定基準や減額理由を説明してくれるか
同じ端末でも、受け手の知識や販路で評価が大きく変わります。秋葉原のようなガジェット流通エリアは、海外版の需要が強いため、相場も比較的安定しやすいのが特徴です。
まとめ:「技適・バンド・仕様の把握」+「売る前の準備」+「海外版に強い店選び」。この3つで、海外版でも国内版に近いレベルの高価買取が狙えます。
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