スマホは「売る前の3分掃除」で価格が変わる!?
2025.11.04
#査定アップ
#準備術
スマホは「売る前の3分掃除」で価格が変わる!?
実は、査定の“第一印象”は数字に直結。プロの現場で使う順番をギュッと3分に圧縮して解説します。
POINTなぜ3分掃除で価格が変わる?
中古市場では、同一モデルでも「見た瞬間の印象」が仕入れ判断を左右します。細かなキズや使用感は隠せませんが、皮脂汚れ・ホコリ・糸くず・指紋・ポケットの砂は短時間で除去可能。これだけで外観評価のブレ幅を抑え、減額リスク(写真映りの悪さによる誤認・清掃コストの上乗せ)を回避できます。対面でも宅配でも、最初に触れた瞬間の清潔感が「大事に使われていた」という文脈を生み、動作確認の丁寧さにもつながります。
READY用意するもの(家にある物でOK)
推奨
- 眼鏡拭き or マイクロファイバークロス(2枚あると理想)
- 綿棒(先細タイプが便利)
- ティッシュ(毛羽立ち少ないタイプ)
- セロハンテープ(弱粘着でホコリ取り)
あればなお良し
- エアダスター(短く一吹き)
- 無水エタノール or アルコール(水分を残さない)
- ジップ袋(付属品をまとめる)
※水拭きはNG。端子やスピーカー穴に水分が残ると動作不良扱いの原因に。
FLOW3分で終わる掃除の順番
ケースの内側と端の粉塵をティッシュで拭き、ケースに付いた砂で本体を再び擦らないよう別置き。割れたフィルムは外してOK(割れが広がらない範囲で)。
クロスで大きな指紋と皮脂を面で拭き取り。円を描かず直線で、最後は画面を新しい面で仕上げ。
綿棒のサイドで軽く払う。異物が見える時はテープでペタ取り。爪楊枝は絶対に差し込まない。
レンズ外周の縁に糸くずが溜まりやすいポイント。クロスの角で押さえ、外周→中央へ。仕上げに息を吹きかけず、乾いたまま拭く。
テープで微細なホコリを回収。アルコールはごく微量をクロスに含ませ、直接吹きかけない。
手に持ち替えた時の指紋をもう一度サッと。ここまでで見た目の清潔感は別物です。
NG逆効果になるNG作業
- 濡れタオル・ウェットティッシュでの水分残り(端子腐食・誤作動の原因)
- 爪楊枝でのホジり(防水パッキンやメッシュ破損)
- 研磨剤入りクリーナー(コーティング剥離・微細傷)
- アルコール直吹き(液晶ムラ・侵入)
- 強い芳香剤での消臭(匂い移りは減額対象になる場合あり)
SET付属品と箱の整え方
外観だけでなく、同梱物が揃うかも評価ポイント。欠品は即減額になりがちです。
- 箱・内トレイ:軽く乾拭き。型番・容量の表記が読める面を上に。
- ケーブル:まとめずにゆるく輪にしてジップ袋へ。折れ跡を作らない。
- SIMピン・説明書:箱のフタ裏にまとめておくと見落とし防止。
- レシート・購入証明:あれば同封(ネット購入のPDFでも可)。
アダプタやイヤホンが“元から同梱されていない世代”もあります。無理に別物を入れない方が整合性◎。
SNAP写真の撮り方(宅配査定/事前見積り用)
- 白い紙の上に置く(背景の生活感カット)。
- 真上・斜め・側面・レンズ周り・端子口の計5枚を基本に。
- 画面ONの写真も1枚(焼き付き・ドット抜け確認用)。
- キズは指で指し示して撮るとサイズ把握が早い。
※個人情報が映らないよう通知はOFF・機内モード推奨。
PLUSひと手間でさらに印象アップ
ニオイ対策(30分放置)
本体を無香タイプの重曹と一緒にジップ袋で一時保管。直接触れさせず、別袋に重曹を入れて同封すると◎。香りでごまかすより“無臭化”。
動作確認メモ
「充電○/FaceID×(たまに)/スピーカー○」のように簡易メモを同封。検品がスムーズ=印象が良い=評価も安定。
FAQよくある質問
Q. 画面割れや背面ヒビは掃除でどうにかなりますか?
A. キズ・割れ自体は変わりませんが、粉塵や皮脂を除くことで割れの見え方が穏やかになります。写真査定でも重要です。
Q. 防水スマホなら水洗いしても大丈夫?
A. 推奨しません。防水は“生活防水”が多く、経年でパッキン性能が低下。浸水事例は少なくありません。
Q. ガラスコーティングは査定に影響しますか?
A. 汚れが付きにくく見栄えが安定するため、印象面のプラスはあります。物理的なキズは防げない点はご理解ください。
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