新着情報・買取実績

News
新着情報・買取実績

社内配布スマホのまとめ売り、どのくらい手間がかかる?

2025.11.03






社内配布スマホのまとめ売り、どのくらい手間がかかる?|リペアフォース町田店








社内配布スマホのまとめ売り、どのくらい手間がかかる?

準備〜データ消去〜仕分け〜見積〜搬出〜入金まで、工程と工数の“リアル”を可視化。

目次

  1. 結論:手間の正体は「情報整理」と「証跡づくり」
  2. 事前準備(台帳・アカウント・MDM)
  3. データ消去と証跡の取り方
  4. 機種と状態の仕分け/査定資料の作り方
  5. 見積→回収→検品→入金の流れ
  6. 台数別の工数目安(10台/50台/200台)
  7. 落とし穴チェックリスト
  8. 効率化のコツとテンプレ
  9. 当店の法人サポート
  10. よくある質問

Summary結論:手間の正体は「情報整理」と「証跡づくり」

社内配布スマホのまとめ売りで最も時間がかかるのは、実は「物理作業」よりも 台帳の整備アカウント/MDMの解除、そして データ消去証明(証跡) を揃える部分です。ここが整っていれば、10〜50台規模なら半日〜1営業日で完了するケースが多く、200台規模でも工程設計と役割分担で数営業日に短縮できます。

ポイント:端末の価値は「動作状態×管理状態×付属品」で決まります。査定前に Apple ID/Googleアカウント・MDM・画面ロック を解放し、箱やACアダプタ等を束ねるだけで評価が安定します。

Step 1事前準備(台帳・アカウント・MDM)

  • 端末台帳:端末ID/IMEI、型番、容量、支給部署、利用者、状態、付属品の有無
  • アカウント:Apple ID/Google、二段階認証の管理者連絡先、管理コンソール権限
  • MDM/Fleet:監視解除フラグ、デバイスオーナー解除、紐付けポリシーの削除計画
  • キャリア情報:残債の有無、SIMロック状況、eSIMプロファイル削除
  • 社内規程:データ消去レベル、証跡形式(CSV/署名付PDF)、保管年限

【準備のコツ】台帳は最終的に買取側へ CSV で渡せる粒度に。名称ゆれを避けるため、機種名は型番で統一(例:iPhone 13 mini=A2626)。

MDM解除は最重要。
未解除のままでは 初期化後もアクティベーションロック/FRP で止まり、査定不可や減額の要因になります。

Step 2データ消去と証跡の取り方

推奨は MDM経由の一括ワイプ+証跡出力。MDMがない場合は端末操作で「すべてのコンテンツと設定を消去」→再起動後の初期設定画面で確認。企業ポリシーに合わせて、消去方式(例:iOS標準、Androidのデバイスをリセット)を文書化し、時間・担当・端末ID を記録します。

  • 証跡テンプレ:IMEI/シリアル、実施者、実施日時、方式、結果、スクリーンショット(必要に応じ)
  • Apple:探すをオフ→サインアウト→消去。監視デバイスはABM/ASM側の解除も。
  • Android:Googleアカウント削除→画面ロック解除→初期化。FRP有効端末は 設定→Google→デバイスを探す も確認。
「ワイプ済」シールを端末に貼ると、現場仕分けが高速化します。シールには 端末ID・日付・担当 を記載。

Step 3機種と状態の仕分け/査定資料の作り方

査定のスピードは 初見で状態が伝わるか に左右されます。次の4分類で箱詰めすると見積が速いです。

  1. A:ほぼ無傷・付属品あり
  2. B:軽微な擦り傷・付属品なし
  3. C:画面割れ/電池劣化/背面割れなど機能不良
  4. J:起動不良/部品欠品/MDM解除不可(要除外または別見積)

箱の外面に 機種名/容量/台数/状態割合 を大きく記載。写真は 1箱1枚、代表端末のシリアルも1点だけ添付すれば十分です。

Step 4見積→回収→検品→入金の流れ

  1. 概算見積:CSV/写真を共有→相場と状態前提でレンジ提示
  2. 回収/持込:台数に応じて出張回収or店頭持込。伝票・封緘・責任範囲を明確に
  3. 検品:通電・画面・カメラ・通信・外装・管理状態を機械/手動で検査
  4. 正式見積:差異があれば台帳と擦り合わせ。NG端末は写真付きで報告
  5. 請求/入金:請求書受領後の振込(原則当日〜翌営業日)

※ 社内決裁に添付できるよう、型番別・状態別の内訳明細をCSVで納品可能です。

Workload台数別の工数目安(当社ヒアリング基準)

規模 準備(台帳/解除) 仕分け/梱包 査定〜入金 合計目安
10台 1.5〜3時間 1時間 半日以内 半日〜1日
50台 半日〜1日 2〜3時間 1営業日 1.5〜2.5日
200台 2〜3日(並行処理) 0.5〜1日 2営業日 3〜5日

※ アカウント/MDM解除が完了している前提。未解除端末が混在すると上記に+30〜50%の遅延が出がちです。

Risk落とし穴チェックリスト

  • アクティベーションロック/FRPが残っている
  • 分割残債・ネットワーク利用制限(△/×)の未確認
  • eSIM削除漏れ、物理SIMの抜き忘れ
  • 会社名義での譲渡同意書が未準備(担当者サインのみ)
  • 社内保管媒体に個人情報が残存(SDカード等)
  • アクセサリ内の磁気ストリップ/社員証ケースの混入
「チェック→封緘→責任移管」の3点セットを文書化しておくと、監査対応がスムーズです。

Know-how効率化のコツとテンプレ

  1. CSVテンプレを使い、端末名は型番、状態はA/B/C/Jで統一
  2. ワイプ済シール+箱面ラベルで「見て分かる」状態に
  3. 回収は 部署単位の箱 でまとめ、責任の所在を明確化
  4. 稟議用に「概算レンジ→正式見積→最終金額」の3段階資料を準備
  5. 支給終了サイクル(例:24〜36か月)に合わせ、年2回の定期売却に平準化

Service当店の法人サポート(無料/有料)

  • 無料:概算見積、CSV雛形提供、必要書類の案内、店頭持込査定
  • 無料:データ抹消証明書の発行(方式/日時/端末ID付き)
  • 有料:現地仕分け・梱包・引取(台数/距離によりお見積)
  • 有料:MDM解除支援・オペレーション設計
まずは 台数・機種のざっくり情報 だけでOK。内部稟議用の資料体裁に合わせて出力します。

※ 法人取引は請求書払い/振込対応。買取契約書・譲渡同意書のテンプレを無償提供します。

FAQよくある質問

Q. 付属品がバラバラでも問題ない?
問題ありません。端末本体だけで査定可能。付属品は同機種の箱にまとめてお持ち込みください。

Q. 起動しない端末が混ざっている。
ジャンク扱いで別査定。総額を押し下げにくいよう、一般端末と分けておくのがコツです。

Q. データ抹消は社内でやるべき?
社内ポリシーによります。必要なら当店側で実施し、証跡を発行します。

Q. 納期の目安は?
10〜50台なら最短当日〜1営業日、200台は3〜5日目安(MDM解除済み前提)。

Storeリペアフォース町田店

〒194-0013 東京都町田市原町田4-11-13 天野ビル4F Oashis店内

営業時間:9:00〜18:00(最終受付17:30)
土日・祝日は入口が閉まっています。ご来店時は 050-3092-0036 にお電話ください。

本記事は、端末の状態や社内ポリシーにより工数が変動する点を前提に、実務での平均値を示したガイドです。詳細はお気軽にご相談ください。


menu