なぜmini 6のほうが高く売れやすい？— 相場が動く“4つの理由”

iPad mini 6(2021)はA15 Bionic、全画面デザイン、USB‑C、上部Touch ID、Apple Pencil(第2世代)対応といった現行体験に直結する要素を備えています。対してiPad mini 5(2019)はA12、Lightning、ホームボタン、Apple Pencil(第1世代)対応です。世代差による再販需要の高さ・実用年数の見込み・アクセサリ資産の継続性が、査定帯の差として現れやすくなります。

• 性能/寿命見込み：A15搭載のmini 6はOS/アプリの将来余力が大きい。
• ポート規格：USB‑Cの汎用性はビジネス/学習用途で人気。
• アクセサリ互換：第2世代Pencilの磁気充電/装着は中古でも評価高。
• デザイン価値：ベゼル感の少ない現行風デザインは需要が安定。

【相場感の見方】相対比較マトリクス（円相場に依存しない指数）

市場価格は為替や在庫状況で日々変動します。本記事では通貨に依存しない相対指数で比較します（mini 5 = 1.00 を基準）。

指数は社内査定ロジックの一般化イメージです。実際の査定は入荷相場/在庫/市場動向で変動します。

仕様の違いが“査定”に効くポイント—mini 6 vs mini 5

1) ポート：USB‑C（mini 6）とLightning（mini 5）

USB‑Cは周辺機器との互換性が広く、充電/転送の利便性も高いことから中古の再販需要で優位になりやすい要素です。動画制作や外部ストレージ運用などのニーズにも合致します。

2) Pencil：第2世代（mini 6）と第1世代（mini 5）

第2世代Pencilの磁気装着/ワイヤレス充電・ダブルタップは学習/ビジネス層からの支持が厚く、同時売却で上振れ余地が大きくなります。

3) デザイン・認証

ベゼルが細い現行テイスト、上部Touch IDのmini 6は視覚的訴求力が高く、店舗/通販の両チャネルで回転が速いため相場が安定しやすい傾向です。

その減額、回避できます—持ち込み前チェックリスト

• iCloudサインアウト/「iPadを探す」OFFを事前に完了
• 画面・外装の簡易クリーニング（指紋・皮脂・ホコリ除去）
• 購入時箱・付属品・レシート等の探索（完品化で上振れ）
• Pencilや純正ケースを同時査定へ（単体より合算で評価）
• OS/初期化の準備（バックアップ→設定のリセット）
• キャリア残債/ネットワーク利用制限の確認（△/×は減額要因）

ケース別：まだ値段が伸びる“上振れ”パターン

• 低使用時間＆美品：バッテリー体感が良好、外装無傷は写真映えで強い。
• セルラー×大容量：学生・ビジネス層に刺さり需要が厚い。
• 完品＋純正アクセ：箱・ケーブル・説明書に加えPencil/純正ケース同梱。
• 人気カラー：自然光で色味が映える写真が撮れる個体は通販で伸びやすい。

よくある質問

Q. mini 5でも“今”売る価値はある？

あります。世代が進むほど相場は緩やかに下がります。早めの売却は有利です。外装が綺麗・完品化できるなら上振れ余地も狙えます。

Q. 画面割れやバッテリー劣化があると売れない？

売れます。減額は入りますが、当店では内部状態を確認した上で適正査定を行います。自己分解や接着剤の使用はNGです。

Q. 付属のApple Pencilは別売りと同時売り、どちらが得？

同時売却が総額で有利になりやすいです。セット需要により回転率が上がるためです。