結論：条件が揃えば“お得”になります

2台・3台と同時に査定に出すと、店舗によっては「まとめ査定」「複数台ボーナス」「台数アップキャンペーン」などの加点施策が適用されることがあります。特に状態良好・人気モデル・需要の高い容量が揃うと、単体で出すよりも合計金額が伸びる傾向です。

一方で、画面割れ・水没歴・アクティベーションロックなど減額要因が大きい端末を抱き合わせても、良い方の評価が引き上がることは基本ありません。台数に甘えず、1台ずつの状態を整えてから持ち込むのが鉄則です。

価格が上がりやすい4パターン

① 型番・世代が近い人気モデルをセット

例：iPhone 12 と iPhone 12 mini、Pixel 7 と Pixel 7a など。販売ルートが共通になりやすく、お店の在庫回転に寄与するため、上乗せ交渉が通りやすいパターンです。

② 同一キャリア・同一容量で在庫化しやすい

SIMロック解除済であればなお良し。販売ページを共通化できるため、店舗のコスト削減分が価格に反映される可能性があります。

③ 付属品が揃っていて再販がスムーズ

箱・ケーブル・未使用の付属品が揃うと、未開封に近い訴求が可能になり、まとめてプレミア価格がつくことも。

④ 法人・ご家族など複数名の一括売却

引越しや機種変更のタイミングで複数台が発生するケース。身分証の人数分確認や委任状の有無など、最初に連絡しておくと当日の査定がスムーズです。

上がりにくい／下がるケース

• 片方にアクティベーションロック（iPhone）やデバイス保護（Android）が残っている
• 残債あり・ネットワーク利用制限「▲/×」の判定がある
• 片方がジャンク（画面割れ・起動不可・水没反応あり）で、もう片方も外装に目立つ損傷
• 希少色や特殊容量で需要が限定されている

このような場合は、台数による上乗せよりも個別減額の影響が勝ちやすく、合計額が伸びません。ジャンク混在なら、ジャンク専門の査定基準を持つ店舗に相談しましょう。

持ち込み前のチェックリスト

• Apple ID／Google アカウントのサインアウト（可能な場合）
• SIMロック解除（My docomo / au / SoftBank / 楽天のオンライン手続き）
• 端末の初期化・データ移行（難しい場合は店頭で相談可）
• 箱・付属品の同梱、購入証明があれば持参
• 本人確認書類（運転免許証・マイナンバーカード等）

相場比較＆店舗選びのポイント

掲示の「最⼤価格」は状態A/付属完備など前提条件が付きます。あなたの2台の状態に合わせた“現実的な上限”を、その場で明確に提示してくれる店舗が安心です。

よくある質問（FAQ）

Q. 2台のうち1台がジャンク。まとめて持ち込む意味は？

A. ジャンク専門の販路がある店舗なら、健全端末＋ジャンクでも総額が最適化される場合があります。まずは状態を正直にお伝えください。

Q. 分割中（残債あり）でも売れる？

A. ネットワーク利用制限の状態によります。基本は完済・〇判定が前提。▲/×は買取不可または大幅減額です。

Q. 初期化できない・パスコードが不明…

A. 本人確認後、データ消去可否の診断を行います。ロック解除が不可の場合はジャンク基準での査定になります。

Q. 身分証は何が必要？

A. 運転免許証・マイナンバーカード・パスポート等の公的身分証。法人の一括売却は社名と担当者確認が必要です。

秋葉原での買取の流れ

1. ご来店・受付（予約なし可／複数台は予約推奨）
2. 動作確認・外装チェック（1台ずつ丁寧に）
3. 相場照合・まとめボーナス適用可否の説明
4. 見積提示・ご承諾（ご納得いただけなければキャンセル可）
5. 身分証確認・お支払い（現金または振込）