結論：Xperia 1シリーズは旧モデルでも一定の需要が続くため、動作品で見た目が良ければ十分「売りどき」。4K有機ELとカメラ性能、縦長21:9の使い勝手が、制作・検証・サブ機用途や海外実需で評価されます。

基礎知識Xperia 1の特徴と世代ごとの違い

2019年の初代Xperia 1以降、II/III/IV/V/VIと進むなかで、SoC・カメラ・放熱や電池持ちが着実に改善。共通する長所は4Kクラスの有機EL×21:9による映像美と、フォーカス/望遠に強いカメラ群。旧世代は処理性能で見劣りしても、ディスプレイ品質とレンズ構成の魅力は中古でも有効です。

需要の背景古い個体でも価値が残る理由

• 制作/確認用ニーズ：映像・写真の色確認、モニタリング用に4K有機ELが有利。
• 海外輸出ルート：東南アジア/中東などで21:9×高解像度の“ソニー画質”に固定ファン。
• 修理再販・部品取り：画面/カメラ/基板など、部品需要が比較的安定。
• サブ機用途：電波検証・アプリ検証・カメラ専用機としても堅実。

相場目安Xperia 1シリーズの相場目安（参考・税込）

※店頭での状態確認・付属品有無・在庫状況・為替等により上下します。ここでは目安レンジを示しています。

上振れ査定が伸びやすい条件

• SIMフリー化済み：国内外で販路が広がり評価が上がりやすい。
• 画面/背面ガラス割れなし：見た目の印象と再販整備コストに直結。
• 付属品そろい：箱・ケーブル・純正ケース・未使用フィルムなど。
• バッテリー健全：劣化表示なし or 交換済みの記録があれば加点。
• 動作良好の証拠：指紋/カメラ/スピーカー/マイク/通信の確認メモ。

減額減額になりやすい要因

• 画面焼け・色ムラ：有機EL特有。表示系のダメージは評価に影響大。
• カメラガラス割れ/曇り：写真品質が落ちるため減点。
• フレーム歪み・背面浮き：落下や膨張の痕跡はマイナス。
• バッテリー膨張：安全面の理由で大幅減額または買取不可。
• キャリアロック/ネットワーク制限：赤ロムは原則不可、△は要確認。

準備高く売るためのチェックリスト

• データのバックアップ → 初期化 → Googleロック解除（ログアウト）
• 外装クリーニング（レンズ/受話口/端子まわりの汚れ取り）
• 基本動作チェック：通話・カメラ・指紋・充電・スピーカー
• 付属品をひとまとめ：箱/ケーブル/ケース/説明書
• 不具合は正直に共有：「Wi-FiのみOK」「望遠NG」などは査定の近道

タイミング売り時の考え方

モデルチェンジ期や年末商戦前は動きが出やすく、発売/発表前〜直後は在庫需給が変化します。旧世代は時間経過で下落幅が大きくなる傾向があるため、動作品のうちに早めの査定が合理的です。

FAQよくある質問

Q. 画面にうっすら焼けがあります。売れますか？
A. 程度次第で減額対象ですが、動作良好なら買取できるケースはあります。まずは拝見します。

Q. バッテリーが劣化表示です。交換した方が得？
A. 交換費用＞上振れ分となる場合も。交換前後の見込みを当店でご案内します。

Q. 付属品が何もありません。問題ありますか？
A. 本体のみでも可。ただし箱/付属が揃うと評価は安定します。