同じ機種なのに査定が違う理由とは?買取基準の裏側
2025.04.14同じ機種なのに査定が違う理由とは?買取基準の裏側
「同じiPhone13なのに、自分のは友人より安く査定された…」
そんな経験、ありませんか?
実はスマホ買取の査定には、“機種名”以外にも評価が大きく左右されるポイントが複数存在します。
この記事では、プロが見ている査定基準の裏側をわかりやすく解説します。
1. 外装の状態:目立たない傷が意外と響く
軽いスレや小さな打痕でも、買取の現場では見逃されません。
特に背面のガラスやカメラレンズ周辺に傷があると、美品ランクから通常ランクに格下げされることも。
「ぱっと見キレイ」は必ずしも“高評価”とは限らないのです。
2. バッテリーの劣化具合
iPhoneの場合、「最大容量」が85%を切っていると減額対象になるケースが多く見られます。
さらに、バッテリーが膨張している、交換履歴があるといった点も要チェックです。
3. アクティベーションロックの状態
Apple IDのサインアウト忘れ、いわゆる「iPhoneを探す」機能がONのままはNG。
これが解除されていないと、査定自体がゼロ=買取不可になる可能性があります。
4. カラーバリエーションや容量の差
同じ機種でも、人気色やストレージ容量の違いによって価格差が出ます。
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- 256GB > 128GB > 64GB
- 需要の高いカラー(ブラック・ブルーなど) > その他のカラー
需要が多いモデルほど高く買い取られるのが実情です。
5. 購入キャリアやSIMフリーの違い
docomo・au・SoftBankなどのキャリアモデルか、SIMフリーか。
SIMロック解除済みであれば再販の幅が広いため、高額査定になりやすいです。
特に海外でも需要があるSIMフリー端末は評価が高め。
6. 本体以外の付属品の有無
元箱・ケーブル・説明書など、付属品が揃っていると印象も査定額もアップします。
逆に、箱がないだけでマイナス数千円になることも。
まとめ:同じ機種でも「中身」と「状態」でここまで違う
- 外装・バッテリー・アクティベーションロックの有無
- 容量や色、購入元の違い
- 付属品の有無
こうした項目が、機種名では分からない“中身の価値”を決めています。
「自分のスマホ、他の人と同じ機種なのに安かった…」と感じた方は、ぜひ一度こうしたポイントをチェックしてみてください。
きちんと対策すれば、あなたのスマホも本来の価値を取り戻せるかもしれません。