使わないスマホ、1年でどれだけ損してる?放置のリスクと安全な処分方法
2025.03.22
使わないスマホ、1年でどれだけ損してる?放置のリスクと安全な処分方法
家の引き出しに、しばらく使っていないスマートフォンが眠っていませんか?新しい機種に買い替えたあと、古いスマホを何となく取っておく人は少なくありません。しかし、そのまま放置しておくことが、実は“損”につながっているかもしれません。今回は、スマホを放置することによって生じる経済的・安全的なリスク、そしてその対策について詳しく解説していきます。
スマホを放置することのリスク
1. 資産価値の下落
スマートフォンは、車や家電と同じく、時間と共に価値が下がる商品です。例えば、最新のiPhoneが発売された直後は、ひとつ前のモデルの中古価格が数千円〜1万円以上下落することも珍しくありません。つまり、使わないまま1年経てば、買取価格が大きく下がってしまい、実質的に“何もしていないのに損をしている”状態になります。
2. バッテリー劣化と破損リスク
スマートフォンに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、使っていない間にも徐々に劣化していきます。特に、フル充電されたまま放置されていたり、高温多湿な場所に置かれていた場合、バッテリーが膨張したり、最悪の場合は発火するリスクも。安全性の面からも、長期間使用しないスマホを自宅に保管し続けるのは避けた方が良いでしょう。
3. 情報漏洩の危険性
スマホの中には、LINEの履歴、クレジットカード情報、住所録、写真など、個人情報が大量に詰まっています。初期化していなかったり、ロックが甘い状態で放置していたりすると、万が一盗難や廃棄ミスが起きた場合に、情報漏洩のリスクが生じます。使っていないとはいえ、デジタル資産としてのリスクは残ったままです。
1年放置でどれだけ損しているか試算
例えば、買取価格が発売1年以内なら3万円のスマホが、2年経つと2万円、3年経つと8,000円〜1万円に下がることがあります。つまり、1年何もせずに放置しているだけで、1万円以上損をしているケースも。しかもこれは「動作する」ことが前提です。バッテリーが劣化していたり、画面が割れていたりすると、さらに価値が下がるのです。
放置せず、買取やリサイクルへ
使わないスマホは、できるだけ早めに売るか、適切にリサイクルするのがおすすめです。買取業者に持ち込むことで、思いがけない金額になることも。使っていないスマホが複数台ある場合は、まとめて売ることでさらにお得になるケースもあります。査定は無料でできる店舗も多いので、まずは相談してみるのが第一歩です。
まとめ
- スマホは放置するほど資産価値が下がる
- バッテリーの劣化により発火リスクも
- 個人情報の漏洩という見えない危険もある
- 買取・リサイクルで早めに行動すれば金銭的にも安心
使っていないスマホがあるなら、今が行動のタイミングです。スマホを売ることで、部屋も気持ちもスッキリ。安全・お得にスマホライフを見直しましょう!