Appleの新たな試み「Air Pods4」
2025.01.10Appleの新たな試み「Air Pods4」
AirPods4を知らない方のために、簡単にご紹介!
発売日は2024年9月20日、お値段は29,800円(税込)と、少々お高め。
「これで耳が幸せになるなら安いもの」と言わせてくれる内容が詰まっていればよかったのですが…
上記の金額で気付いた人がいれば、Appleマニア!
AirPods4は2種類あるのですが、今回紹介したいのは、「アクティブノイズキャンセル仕様」のものになります!
この記事の冒頭では、AirPods Pro 2やAirPods 3と比較しながら徹底解説します。
まずは、どんな性能なのか見ていきましょう!
重さや大きさ
モデル | 重さ(片耳) | 充電ケースの重さ | サイズ(片耳) |
---|---|---|---|
AirPods 4 | 4.3g | 34.7g | 30.2 x 18.3 x 18.2 mm |
AirPods Pro 2 | 5.3g | 50.8g | 30.9 x 21.8 x 24.0 mm |
AirPods 3 | 4.28g | 37.9g | 30.8 x 18.3 x 19.2 mm |
※数値は少し省略してあります (引用)
AirPods 4は、AirPods 3の軽量さとコンパクトさを保っています!
こうみると、重さや大きさにそこまで変化は見られません!
ですが、軽量&コンパクトの設計はしっかり次世代にも受け継がれていることがわかりますね!
音質
AirPods 4は、AirPods Pro2と同じ「H2チップ」を搭載されているのでAirPods3と比べると音質は良くなったと言えます!
ただ、音質の命とも言えるドライバに関する記載がなかったので、そこはどの様に変化したのかが気になる所!
- AirPods 4: H2チップ
- AirPods Pro 2: H2チップ
- AirPods 3: H1チップ
チップが新しくなった事でAirPods Pro2にあってAirPods3にない機能もAirPods4では盛り込まれています!
稼働時間
稼働時間を見て行きましょう!
モデル | イヤホン単体の駆動時間 | 充電ケース併用時 |
---|---|---|
AirPods 4 | 5時間 | 30時間 |
AirPods Pro 2 | 6時間 | 30時間 |
AirPods 3 | 6時間 | 30時間 |
見て分かるかと思いますが、稼働時間は減少しています!AirPods 4は稼働時間が減少しています!(大事なことなので2回言いました)
個人的な意見ですが、これはかなりショックですね…
長時間使用の方や通勤・通学の時間が長い方にとっては、購入の選択肢にならない可能性も考えられますね。
性能まとめ
基本的には「重量」や「チップ」では前の世代よりも進化していると言えますが、「稼働時間」のみ、前世代よりも減少しています。
基本的な性能に関しては、「まあ無難」な進化だと思います。
ただ、値段を考えるとApple信者じゃないと買わないよな。っていう印象です。
AirPods3の当時の定価が「26800円」でしたので、AirPods4の値段と比べると上がっています。
「これなら、AirPods3でいいじゃん」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください!!!
ノイズキャンセルについて
AirPods 4では、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載しているんですよ!!!
ノイズキャンセリングとは周囲の環境音をリアルタイムで調整し、
「電車の走行音」や「話し声」いわゆる雑音をCUT!より音楽の世界にダイブできちゃう機能なんですよ!
- AirPods 4: アクティブノイズキャンセリング
- AirPods Pro 2: アクティブノイズキャンセリング
- AirPods 3: ノイズキャンセリング非対応
この新機能により、カフェや電車内などの環境でも集中して音楽や作業に没頭できます!!
ここに、Appleの新たな試みがある訳です!
Appleの新たな試み
まずイヤホンには2つの型があります。
1つは、「カナル型」で現在はこちらが主流の形です!
(写真はAirPods Pro2です!)引用:公式写真(AirPods4)
そして、もう一つが「開放型」です!
(写真はAirPods4です!) 引用:公式写真(AirPods4)
AirPodsはPro以外は開放型になり、ここにAppleの新たな試みがあるんですよ!!
それが、開放型のイヤホンにノイズキャンセリングを搭載したというところにあります!
また、開放型イヤホンにノイズキャンセリングを搭載しているモデルは、全体的な市場を見ても、ごく僅かになります。
更には使用しているチップはAirPods Pro2と同じという事もあってノイズキャンセリングは一級品になります!!
「開放型+ノイズキャンセリング」の実力は…
実は、開放型には大きなデメリットがあります。(人によっては、メリットにもなります!)
それは、耳に密着しないと言うところです!
「カナル型」は耳に密着するので、ノイズキャンセリングがなくても装着時に外部の音を遮断しやすいです!
逆に「開放型」は、密着しないので、外部の音を取り込みやすいです。
AirPods4に関してもそれは同じです。
仮にAirPods Pro2と同等のノイズキャンセリングを使用しても、同等の効果を得られるわけではありません!
発売から何ヶ月か経っているので、使用者レビューなどを一通り目を通しましたが、
その多くが、AirPods Pro2よりもノイズキャンセリングの効果を実感できないと言っていました。
ただ、真の恐怖はこれからです
稼働時間の恐怖
えぇ!!??また稼働時間について話すの?という声が聞こえてきそうですが、安心してください。
先ほど紹介した「AirPods4は5時間」というのはノイズキャンセリングを使用していない場合の時間なんです!
もうお気づきかと思いますが、ノイズキャンセリング使用時は、更に消費電力が上がります!
AirPods4のノイズキャンセリング使用時の稼働時間は….
「4時間です!!!」
(これも公式から抜粋しました!)引用:公式写真(AirPods4)
恐怖ですよね、AirPods3と比べたら2時間も変わってきてしまうのです!
これでは、出勤後に電話などで使用機会が多い人や、通勤や通学時間が長い人は購入できなくなっちゃうんですよ!
AirPods4のメリット・デメリット
ここまでダラダラと「AirPods4」について述べてきましたが、ここでザッとまとめたいと思います
メリット
・H2チップによる音質の向上
・全体重量はモデルよりも軽量
・AirPods Pro2と搭載されているノイズキャンセリングが同じ
・今回は比較しなかったが、耳にフィットしやすい仕上がりになっているそうです
デメリット
・本体バッテリーの少なさ
・開放型により、ノイズキャンセリングの性能低下
ざっとまとめると、こんな感じだと思います!
買うべきか否か
個人的にはナシです!
開放型が耳に合わないので申し訳ないですが、ナシと判断させていただきましたが、
「開放型が好き」「通勤や通学の時間が少ない」「AirPods3の音質を向上させたい」などの理由があれば、購入するのはベストだと思います!!
特に「開放型」が好きな人にとって、ノイズキャンセリング搭載された商品は少ないです!
全ての人におすすめできる訳ではないですが、購入理由があれば、検討してみてはいかがでしょうか?
最後に
今回の記事を読んでいただいて、ありがとうございます!
もっと読んでいて面白く、それでいて有意義な記事を作れるように頑張っていきます!
それでは、また!!!
おまけ
おまけでは、記事を書いている内に気づいたことがあるので、それを書かせていただきました。
ほんっっっとうに個人的な見解になりますが、
AppleはAirPods4を出して、「開放型+ノイズキャンセリング」が需要があるのか判断しているのではないかと思いました。
そう判断した理由は、「バッテリー」です。
バッテリーが他社製品の物と比べると本当に少なく、Appleはそれを確実に分かっているはずです。
それでも、製品として出した理由は、開放型+ノイズキャンセリングが将来的にAppleの看板になれるのかどうか、市場を見てから判断したかったのではないかと思います。
仮にAppleの看板に将来的になるとすれば、バッテリーもノイズキャンセリングを改良して、もっと良くなった「AirPods5」が出ると思います!
開放型+ノイズキャンセリングという難しい問題に挑戦しているからこそ、こういった問題はどうしても起こってしまうと思います。
そこが、やっぱりかっこいいい!そう思わせてくれた認識した記事になりました!
それでは、また!!!